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2010年9月5日(日) 長居第二陸上競技場
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チーム名
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
|
アサヒ飲料チャレンジャーズ
|
14
|
0
|
7
|
14
|
35
|
|
|
●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
アサヒ飲料
|
1
|
1:30
|
RUSH
|
#22
|
40
|
K
|
#17
|
G
|
|
アサヒ飲料
|
1
|
3:54
|
RUSH
|
#4
|
3
|
K
|
#17
|
G
|
|
アサヒ飲料
|
3
|
9:38
|
PASS
|
#18→#87
|
36
|
K
|
#17
|
G
|
|
アサヒ飲料
|
4
|
0:15
|
RUSH
|
#32
|
68
|
K
|
#17
|
NG
|
|
アサヒ飲料
|
4
|
2:45
|
PUNT RETURN
|
#21
|
40
|
K
|
#17
|
G
|
|
|
●スタッツ
|
|
|
サイクロンズ
|
アサヒ飲料
|
|
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
|
2(1-1-0)
|
14(9-4-1)
|
|
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
|
22yds(13-4-1)
|
115yds(20-10-0)
|
|
ラン(回数−獲得yds)
|
23-29yds
|
27-255yds
|
|
攻撃(回数−獲得yds)
|
36-51yds
|
47-370yds
|
|
反則(回数−喪失yds)
|
3-10yds
|
7-50yds
|
|
ファンブル(回数−喪失)
|
1-1
|
0-0
|
|
フィールドゴール(回数−成功)
|
0-0
|
2-0
|
|
TIME OF POSSESSION
|
22:15
|
25:45
|
|
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|
●コメント
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小林オフェンスコーディネーター
|
近藤ディフェンスコーディネーター
|
|
X再昇格秋季リーグ戦初戦、とにかく我々は善戦をしに来ているわけではなく、勝つためにここに来たことを強く心に思い初戦に臨みました。
しかし、結果は惨敗、特にオフェンスチームには多くの課題が残る試合となりました。
ですが、我々には立ち止っている時間はありません。
オフェンスはまず今回出来なかった基本、基礎の徹底、実力で劣るチームがミスをしていては勝てません。
とにかくまず確実に出来ることを確実に行う。
目の前の1プレイを確実にフィニッシュすること、それの繰り返しが勝利となることを今一度心に刻み、今回払った代償は大きいかもしれませんが、これを必ず次節の勝利へとつなげていきたいと思います。
選手一同、残りの2週間を真摯に取り組み、次節必ず勝利します。
今回は雷鳴による二度の中断等、アクシデントのある中、多くの方にご声援頂きありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
次節こそ皆様に「感謝の一勝」を届けるべく、全力で邁進いたします。
今後も変わらぬ、ご支援ご声援の程、よろしくお願い申しあげます。 |
|
Xリーグでの秋季リーグ初戦はリーグ内の強豪チームとの試合となりました。
第1Qのはじめに、相手にミスをつけこまれる形で2本タッチダウンを許し、格下チームとしては苦しい展開となってしまいました。
2度の雷による中断もあり、こちらにアドバンテージとなったものの、最後は力の差が歴然と出てしまい完敗でした。
まだ、リーグ戦は始まった ばかりですので、しっかり立て直し、ゲームコントロールできるようにしていきたく考えます。 |
|
|
谷川監督
|
|
復帰したXでの初戦は強豪アサヒ飲料である。
リーグ戦でしか味わえない相手の速さや強さに翻弄されつつも、対応すべくできる限りの力を尽くした結果であり素直に受け入れるべき負けであったと思う。
ここからの工夫がチームを本当に強くしていく。
大きな怪我もなく準備してきたことを全うできたことが今後につながる。
あとは一勝すること、それですべてが変わる。
準備を怠らないようにしていきたい。
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|
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|
●ゲームレポート
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3季ぶりにXリーグに戻ってきたサイクロンズ。
前回、1つの勝ち星もあげることなくX2リーグに降格した悔しさは忘れない。
もう一度「感謝の一勝」をあげるため、そして自分たちの限界をBREAKするため、選手たちはその決意を胸にフィールドに散って行った。
初戦の相手はアサヒ飲料チャレンジャーズ。
格上相手にどうゲームを組み立てていくのかが注目された。
サイクロンズのキックによりゲーム開始。
サイクロンズK#83馬淵(中京大)はここでオンサイドキックの奇襲に出る。不意を突かれた相手フロント陣からこぼれたボールに両軍が群がるが、惜しくもボールはチャレンジャーズの手の中にホールドされてしまった。
フィールド中央付近から開始された相手オフェンス。サイクロンズディフェンスは相手のドロープレーを止めることができずたった3プレーで先制を許してしまう。(PAT成功、0-7)
仕切り直しのサイクロンズオフェンスだったが、緊張からかスナップを受けるQBの手からボールがこぼれおち、さらにそれを相手ディフェンスにリカバーされる。自陣24ヤードからの守備を強いられたサイクロンズディフェンス、ゴール前で粘りを見せるも最後はパワープレーでタッチダウンを許す。(PAT成功、0-14)
サイクロンズのリターンで試合再開。
オフェンスはランプレーを軸に相手陣に攻め込むが、パスを止められ3rdダウンロングのシチュエーションに追い込まれる。
QB#19木川田(中京大)がパスを投じようとするが、相手DLの激しいラッシュにあいQBサック。前進することができない。
一方のディフェンスは、相手オフェンスのパワーを前面に出す攻撃に1stダウンの更新を許す。
第2Qに入ったところで雷雨による2度の中断が発生、この中断に助けられたのか集中力が途切れがちになる状況を何とかしのぎ切り前半を終えた。
サイクロンズのリータンで始まった後半。
サイクロンズ後半最初の攻撃は、パスをインターセプトされ3プレーで終了。
かわったディフェンス前半の集中力を維持してテンポよく守っていたが、ゴール前77ヤードからの相手オフェンスに1stダウンを次々に更新され、自陣40ヤードまで侵入される。
ここで相手オフェンスのパスをDB#32成田(名古屋大)がインターセプト!と思われたが手からこぼれおち、次のプレーでDBが簡単にカバーを外してしまいパスを通されタッチダウン、追加点を許してしまう。(PAT成功、0-21)
何とかボールを進めたいサイクロンズオフェンスだが、簡単に3rd & Out(3回で攻撃を終了し、パントとなること)となり、攻撃権を手放してしまう。
最終第4Qに入ったところで、集中の切れたディフェンスが一発でロングゲインのタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-28)
さらに、ボールを前に進めることができないサイクロンズオフェンスが攻撃権放棄のために蹴ったパントは相手リターナーの餌食となり、リターンタッチダウン。(PAT成功、0-35)
勝利に対する気持ちをへし折られたサイクロンズはその後もミスを繰り返すが、2回のフィールドゴールのピンチではこれ以上無様な姿をさらすまいとディフェンスがしのぎ切り失敗に追い込む。
しかし、最後の攻撃はパスが失敗してゲームオーバー。
オフェンスは無得点に終わった。
いいところなく、開幕戦を0-35という惨敗のスコアで終えた。
相手が格上だったことは言い訳にならない。なぜなら、Xリーグでは当然ながら自分たちは底辺のチームであるからだ。
相手には開幕戦特有の粗さも目立っていたが、それ以上にこちらが単純なミスを犯しすぎた。
与えたタッチダウンのほとんどが、一発で奪われていることからも一目瞭然である。
これでは、強力な相手に対して歯が立たないのは当然だ。
ただ、リーグ戦は始まったばかり。
下を向いていても、誰かが勝利をプレゼントしてくれるわけではない。
勝利は自分たちで掴むものだ。その為に何をなすべきか。
次節の吹田戦まで、残された時間は短いが取り組み方一つでチームは変わる。
(Reported by 事務局 滝田)
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2010年9月26日(日) EXPO FLASH FIELD
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チーム名
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
|
パナソニック電工インパルス
|
14
|
14
|
10
|
14
|
52
|
|
|
●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
パナソニック電工
|
1
|
2:07
|
RUSH
|
#20
|
6
|
K
|
#15
|
G
|
|
パナソニック電工
|
1
|
5:32
|
RUSH
|
#11
|
2
|
K
|
#15
|
G
|
|
パナソニック電工
|
2
|
3:10
|
RUSH
|
#20
|
1
|
K
|
#15
|
G
|
|
パナソニック電工
|
2
|
11:36
|
PASS
|
#8→#20
|
19
|
K
|
#15
|
G
|
|
パナソニック電工
|
3
|
0:12
|
RUSH
|
#20
|
37
|
K
|
#16
|
G
|
|
パナソニック電工
|
3
|
1:39
|
FIELD GOAL
|
#16
|
37
|
|
|
|
|
パナソニック電工
|
4
|
2:50
|
RUSH
|
#20
|
3
|
K
|
#16
|
G
|
|
パナソニック電工
|
4
|
9:16
|
RUSH
|
#3
|
1
|
K
|
#16
|
G
|
|
|
●スタッツ
|
|
|
サイクロンズ
|
パナソニック電工
|
|
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
|
2(0-1-1)
|
16(8-6-2)
|
|
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
|
20yds(8-2-2)
|
145yds(19-14-1)
|
|
ラン(回数−獲得yds)
|
27-32yds
|
29-161yds
|
|
攻撃(回数−獲得yds)
|
35-52yds
|
48-306yds
|
|
反則(回数−喪失yds)
|
8-56yds
|
6-45yds
|
|
ファンブル(回数−喪失)
|
2-1
|
1-1
|
|
フィールドゴール(回数−成功)
|
0-0
|
1-1
|
|
TIME OF POSSESSION
|
22:13
|
25:47
|
|
|
|
●コメント
|
|
小林オフェンスコーディネーター
|
近藤ディフェンスコーディネーター
|
|
今回は、日本最高峰のチームに対して臆することなくいかに闘うことが出来るか、我々の力を真っ向からぶつけ臨みました。
しかし結果は完敗となりました。
随所に取り組みの甘さや、チームとして未成熟な部分を感じました。
しかし相手から多くの事を学び必ずや次に繋がると思っています。
残りの試合、自分達のやってきた事を信じ、相手より1点でも多く得点し、勝利を勝ちとります。 |
|
リーグ戦第三節は日本トップチームのパナソニック電工とのゲームでした。
前節の吹田戦のモチベーションを維持し、強豪と真っ向勝負を挑みましたが、残念ながら惨敗におわりました。
特に相手RB#20の個人技には久々に度肝を抜かれた感があり、予想以上の力の差に愕然とぜざるをえませんでした。
しかしながら、我々に後ろを振り返る余裕はありません。
常に前を向いて今後の残り試合に全力で戦うのみです。 |
|
|
谷川監督
|
|
自分達のレベルをはるかに超えるチームとの戦いでは、自分のやるべきことがやれない。
ミスを怖がっていては前へ進めないが、ミスを少なくしなければ相手にもならない。
「挑戦するもの」は「非難されるもの」であり、その腹をくくった上で妥協しない姿勢を貫けるのか、その第1歩が身体作りだったはず。
今後も挑戦が続く。
めげている場合ではない。
|
|
|
|
|
●ゲームレポート
|
|
ここまで2節を終了し、いまだ勝ち星のないサイクロンズ。
前節の吹田マーヴィーズ戦では、敗戦となったものの最後まで集中力を切らすことなく戦うことができ、光明が見え始めた。
第3節の対戦相手は、西の絶対王者パナソニック電工インパルス。
前節同様に集中力を維持し、わずかな隙を見逃さずに戦うことができるかどうか、自分たち自身への挑戦が始まった。
サイクロンズのリータンによりゲーム開始。
ここまで再三チャンスを作りだすリターンを見せてきたR#89新城(中京大)だが、パナソニック電工の早いラッシュにリターンをすることができない。
自陣20ヤードから始まったオフェンス。QB#19木川田(中京大)はスナップされたボールが手につかず、3rdダウンでパスを投じようとした瞬間にファンブル、パナソニック電工にリカバーされてしまう。
いきなり自陣ゴールを背負って登場することとなったディフェンスは、相手RBの鋭いランに何とか食らいつき、フィールドゴールに抑え込む。
だが相手フィールドゴールが成功したところで、相手ブロッカーの執拗なブロックに激昂した選手が不用意な反則を犯し、資格没収となり退場。さらに相手にファーストダウンを与えてしまう。
動揺するディフェンスは簡単にタッチダウンを献上し、先制を許してしまう。(PAT成功、0-7)
相手のキックオフにより試合再開。
自陣20ヤードから始まったサイクロンズの攻撃はいいところなくパントとなる。
攻守交替し、ゴール前46ヤードからのパナソニック電工の攻撃は、1プレーのパスでゴール前4ヤードまで迫られ、不用意な反則もありそこから2プレーでタッチダウンに至ってしまう。(PAT成功、0-14)
仕切り直しのサイクロンズオフェンスは3rd & Out(3回で攻撃を終了し、パントとなること)となり攻撃権放棄。
ゴール前56ヤードからのパナソニック電工の攻撃。
ここで相手のオープンへのランプレーをLB#5金高(名院大)がロスタックル、その後のランも封じ込め、パントに追い込む。
しかし、自陣1ヤードまでパントにより陣地を回復されたオフェンスは、RB#1秀平(玉川大)にボールを持たせ中央を果敢に攻めるも進まず、自陣深くでのパントとなり、ここで第1Q終了。
第2Qに入り、P#83馬淵(中京大)の蹴ったパントによりハーフライン付近まで陣地を回復させることができたが、サイクロンズディフェンスは連続してファーストダウンを許し、じりじりとゴール前へ、最後はランでタッチダウンを奪われる。(PAT成功、0-21)
サイクロンズのリターンで試合再開。
ここでQB#19木川田(中京大)からWR#83馬淵へのパスが成功し、初めてのファーストダウン更新となるが、後が続かずパント。
攻守交替となったディフェンスはパスで前進を許すも、DL陣が鋭いパスラッシュをかけることでプレッシャーを与え失敗やスクランブルさせ、パントに追い込む。
自陣17ヤードからのオフェンスは振るわずパント、返しのパナソニック電工のオフェンスに簡単にタッチダウンを奪われてしまう。(PAT成功、0-28)
意気消沈するサイクロンズだが、ここでビックプレーが飛び出す。
相手のキックしたボールを受け取ったR#23水谷(金沢大)が60ヤードのリターン、一気に敵陣に侵入する。
さらにQB#14渡邉(金沢大)が投じたパスが相手のインターフェアを誘発し、ゴール前12ヤードまでボールを進め、初めてチャンスを掴む。
前半残り時間8秒、様々な選択肢がめぐる中、サイクロンズの選択はパスプレーでのタッチダウンを狙うことだった。
しかしQB#14渡邉(金沢大)が投じたパスは、相手DBの胸の中に収まりインターセプト、ここで前半が終了する。
サイクロンズのキックで始まった後半。
ここでK#83馬淵(中京大)はオンサイドキックを選択するが失敗、さらにオフサイドの反則を犯し、ディフェンスはゴール前37ヤードからのディフェンスを強いられる。
さらにここから1プレーのランでタッチダウンを許し、意気上がるどころか突き放されてしまった。(PAT成功、0-35)
自陣深くから始まったサイクロンズの攻撃はいきなりのインターセプトで1プレーで攻守交替。
替わったディフェンスが何とかパスを失敗させフィールドゴールで終わらせる。(0-38)
再度のサイクロンズの攻撃はいいところなくパント、P#83馬淵(中京大)のパントでゴール前60ヤードまで陣地を回復すると、相手オフェンスの放ったパスをDB#28中村(信州大)がインターセプト、ディフェンスがチャンスを作りだす。
ボールをもらったサイクロンズオフェンスは、副将RB#33森川(名城大)がナイスランを見せるものの及ばずパント、これを敵陣深くに落とし、有利なフィールドポジションでディフェンスとなる。
ディフェンスはファーストダウン更新を許すも、相手のQBランを激しくタックル。
ボールをファンブルさせゴール前38ヤードでオフェンスにボールを渡す。
しかしこのチャンスをオフェンスは活かすことができず、3rd & Outとなりパント。
このパントがタッチバックとなったところで第3Qが終了する。
最終第4Q、ディフェンスはランやパスで前進を許し、さらに反則が重なってゴール前へ、最後は力なくタッチダウンを奪われてしまう。(PAT成功、0-45)
返しのオフェンスもいいところなくパント、さらにゴール前35ヤードからのディフェンスは相手のランオフェンスになすすべなく、ダメ押しのタッチダウンを奪われる。(PAT成功、0-52)
自陣23ヤードからの最後のオフェンスもいいところなく終わり、最後はパナソニック電工QBがニーダウンし試合終了。
見せ場なく、0-52で敗戦となった。
前節のいい流れを続けることができずに惨敗。
相手が王者パナソニック電工だから勝つことが難しいという意見は確かにある。
だからといって、不必要な反則を犯していいという理由にはならない。
このゲーム、サイクロンズは8回の反則を犯し56ヤード罰退となっている。
その中には、ヤードだけでなくファーストダウンを与えてしまった反則も多く潜んでいる。
さらに交代違反(フィールドに12人メンバーがいる)といった凡ミスも繰り返した。
このミスがこの先のゲームにとって命取りになることを強く認識する必要がある。
この先、残る相手はエレコム神戸ファイニーズとアズワンブラックイーグルス。
現在の星取表を見る限り、この2チームとセカンドステージで残留を賭けて戦う可能性は高い。
ここからはサバイバルレース。弱みを少しでも見せたほうが相手の餌食になる弱肉強食の戦い。
つまらないミスが自分たちの首を絞め続け、息の根を止められる危険がつきまとうことを意識し、体制を立て直すことが急務である。
(Reported by 事務局 滝田)
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2010年10月9日(土) 王子スタジアム
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|
チーム名
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
|
エレコム神戸ファイニーズ
|
0
|
0
|
0
|
3
|
3
|
|
|
●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
エレコム神戸
|
4
|
11:07
|
FIELD GOAL
|
#80
|
37
|
|
|
|
|
|
●スタッツ
|
|
|
サイクロンズ
|
エコレム神戸
|
|
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
|
6(3-2-1)
|
7(3-4-0)
|
|
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
|
38yds(10-5-0)
|
131yds(20-7-0)
|
|
ラン(回数−獲得yds)
|
34-46yds
|
21-82yds
|
|
攻撃(回数−獲得yds)
|
44-84yds
|
41-213yds
|
|
反則(回数−喪失yds)
|
5-35yds
|
4-35yds
|
|
ファンブル(回数−喪失)
|
2-0
|
1-1
|
|
フィールドゴール(回数−成功)
|
2-0
|
2-1
|
|
TIME OF POSSESSION
|
28:32
|
19:28
|
|
|
|
●コメント
|
|
小林オフェンスコーディネーター
|
近藤ディフェンスコーディネーター
|
|
2ndステージ上位リーグ進出に向け絶対に負けられない戦いを迎え、相手よりも1点でも多くスコアすることを強く持ち、強豪エレコム神戸ファイニーズとの試合に臨みました。
相手の強力ディフェンス、特にスピードに関しては随一のものを持つエレコム神戸ディフェンスを倒すために、出足のスピードやコンビネーションに留意し、準備をしてきました。
しかし、やはりそのスピードの部分で劣勢を強いられる点もあり、残念ながらまたも完封負けとなってしまいました。
点を線にすることが出来ず、モメンタムをこちらに完全に動かしきることが出来ず、敗戦となってしまい、再三の好機を演出したディフェンスに申し訳なく思います。
ですが、立ち止ってる時間はありません。貪欲に勝利を目指すのみです。
まずは、必ずや1stステージでの勝利をもぎ取り、感謝の一勝を届けたいと思います。
何卒ご声援の程、よろしくお願い致します。 |
|
リーグ戦も終盤に差し掛かり、第四戦はエレコム神戸とのゲームでした。
過去の対戦から、「#18のパスとスクランブルをいかに止めるか」がこの試合の全てと考えて挑みましたが、当日は幸運にも雨の天候となり、相手の選択肢も一つ消え、天も我々に味方したかと思わせる状況となりました。
結果的には第4Qの残り2分少々までは、ほぼプラン通りだっただけに、最後の2ミニッツの守備が悔やまれます。
残念ながら、相手の底力は一枚上回っていたと思わざるを得ません。
これで4連敗となり、事実上次のゲームに負けたら最下位です。
チームのプライドをかけて最終戦を戦っていきますので、皆さん最後のご声援をよろしくお願いします。 |
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|
谷川監督
|
|
ゲームの流れは良かったが、点を取れないと勝てない。
あたりまえのことであり、言うべきことではない。
点の取り方で、別の方法を探るのではなく、シーズン前に決めたことを再度徹底する。
芯を作らないと、2ndステージの生き残りやXリーグの次のシーズンの展望が開けない。
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|
|
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|
●ゲームレポート
|
|
前節、つまらないミスで自分たちの首を絞め、王者パナソニック電工に傷ひとつ負わすことができなかったサイクロンズ。
第4節の対戦相手は、エレコム神戸ファイニーズ。
前節、アズワン戦で勝利し、自力での上位進出の可能性の残るチームとの対戦となった。
体制を立て直すことはできたのか、豪雨の中、サバイバルゲームはスタートした。
エレコム神戸のリターンによりゲーム開始。
不安定な足元のコンディションの中、いきなり相手RBにロングゲインを許し、ゴール前25ヤードとなったディフェンスだったが、その後のオフェンスをシャットアウト、4thダウンギャンブルプレーもガッチリと止め、事なきを得る。
替わったオフェンスを率いるのはQB#19木川田(中京大)。
自らのスクランブルプレーで1stダウンを更新するもあとが続かずパントとなる。
これをパンター#83馬淵(中京大)がナイスパントを見せ、ゴール前79ヤードまで陣地を回復させる。
その後は、LB#5金高(名院大)のQBサックなどサイクロンズディフェンスの健闘もあり、敵陣内での攻防が続くが決め手を欠き、時間だけが流れる展開となった。
第2Q終了間際、スナップが乱れたパントボールを確保した時点でニーダウンの判定を受けゴール前32ヤードからの相手オフェンスを許すも、ディフェンス陣が4回のパスを全て防ぎ切り、得点を与えずに前半が終了した。
サイクロンズのリターンにより後半開始。
ここで、ゲームが動き出す。
後半のサイクロンズオフェンスは、RB#33森川(名城大)、#20加納(東北工業大)の欄により1stダウンを連続して更新し敵陣に侵入するもパスを通せずパントへ、パンター#83馬淵(中京大)の蹴ったパントを相手リターナーがファンブル、これをDB#32成田(名古屋大)がおさえ、ゴール前7ヤードという絶好の位置から攻撃権を得る。
しかし、ここで交代出場のQB#14渡邉(金沢大)がスナップボールを連続してファンブル、エンドゾーンにボールを運ぶことができない。
さらに、先制点を狙ったフィールドゴールもポール横を過ぎ失敗、チャンスを活かすことができない。
こう着状態のまま最終第4Qに突入。
疲れの見え始めたサイクロンズディフェンス、簡単な縦パスを通されゴール前12ヤードまで進まれてしまう。
レッドゾーンからのディフェンスは、相手の欄を完全に封じ込めフィールドゴールへ。
ここで再度ビッグプレーが生まれる。
相手フィールドゴールを中央から割り込みんだディフェンス陣がブロック、転がるボールをDB#21古田(和歌山大)が拾い上げ、猛然とエンドゾーンに向かって走り出す。
雨中の激走により、ピンチをチャンスに変えて、ゴール前9ヤードまでボールを運びオフェンスに託した。
ここで、サイクロンズオフェンスはパワーI体系からタッチダウンを狙うが、オフェンスのランは相手ディフェンスにことごとく阻まれてしまう。
そして、得点を狙ったフィールドゴールはまたしてもポール横を過ぎ失敗、チャンスの芽は手からこぼれおちていった。
この時点で残り2分弱、意気消沈したサイクロンズデイフェンスに耐え忍ぶ力は残っていなかった。
DB陣のほころびは隠せず、再度縦パスを通され自陣に侵入を許し、その後は相手QBのスクランブルに前進を許してゴール前6ヤードとなる。
ここで、相手のパスは確実にカバーするが、最後のフィールドゴールを止めることができず、相手に決勝点を許した。(0-3)
残り23秒、ゴール前60ヤードからの攻撃、サイクロンズオフェンスにはドライブする力はなく、ここで試合終了。
恵みの雨は、絶望の雨へと変わってしまった。
何度も目の前につかみかけた「勝利」という希望は、淡くも消えてしまった。
勝てる、いや勝たなくてはいけないゲームだった。
これが現実、ここでチャンスを掴みとれないから勝つことができない。
オフェンスの攻撃が単調でゲインできなかった、ディフェンスが簡単な縦パスを通された、フィールドゴールを決められなかった、理由はいくらでも出てくるだろう。
しかし結果は1つしかない、「サイクロンズが負けた」、これだけだ。
この敗戦をどう受け止めるのか、これによってこれから先の展望が変わってくるだろう。
この時点で、サイクロンズは0勝4敗で最下位、アズワンが10/11のゲームでアサヒ飲料に敗れたため全敗同士となった。(得失点差でサイクロンズは5位)
次節はアズワンブラックイーグルス戦、ここで1stステージの順位が確定する。
2ndステージはよりハードな日程、戦いになる。
ここで一つでも多くの勝ち星を積み重ねなくてはいけない。
すでに総力戦、オフェンスもディフェンスもキッキングもない、サイクロンズの戦いだ。
サイクロンズ全てのメンバーでボールを前に進めること、勝利をあげることにまい進してほしい。
(Reported by 事務局 滝田)
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2010年10月23日(土) EXPO FLASH FIELD
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チーム名
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
3
|
0
|
0
|
0
|
3
|
|
アズワンブラックイーグルス
|
0
|
0
|
3
|
6
|
9
|
|
|
●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
サイクロンズ
|
1
|
8:16
|
FIELD GOAL
|
#83 馬淵
|
19
|
|
|
|
|
アズワン
|
3
|
10:20
|
FIELD GOAL
|
#25
|
46
|
|
|
|
|
アズワン
|
4
|
5:44
|
FIELD GOAL
|
#25
|
22
|
|
|
|
|
アズワン
|
4
|
10:56
|
FIELD GOAL
|
#25
|
24
|
|
|
|
|
|
●スタッツ
|
|
|
サイクロンズ
|
アズワン
|
|
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
|
9(3-4-2)
|
13(5-8-0)
|
|
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
|
47yds(22-5-0)
|
120yds(19-12-0)
|
|
ラン(回数−獲得yds)
|
29-62yds
|
28-147yds
|
|
攻撃(回数−獲得yds)
|
51-109yds
|
47-267yds
|
|
反則(回数−喪失yds)
|
4-25yds
|
5-44yds
|
|
ファンブル(回数−喪失)
|
1-0
|
3-1
|
|
フィールドゴール(回数−成功)
|
1-1
|
3-3
|
|
TIME OF POSSESSION
|
23:36
|
24:24
|
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|
●コメント
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|
小林オフェンスコーディネーター
|
近藤ディフェンスコーディネーター
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1stステージ最終戦、暫定5位をかけて、必勝でアズワン戦に臨みました。
立ち上がりから準備していたプレイがテンポよく決まり、得点に繋げる事が出来ましたが、その後なかなか得点機に繋げることが出来ず、残念な結果となりました。
やはりランプレイをいかに出すかを問われる1stステージになったと思います。
精度は高まってきました。後は気持ちです。
必ず勝ちたいという気持ちを全面に出してがんばります。
2ndステージまで時間は限られていますが、立て直して必ず勝利したいと思います。
変わらぬご声援をお願い致します。
|
|
今シーズンリーグ最終戦は、3年前と同じアズワンブラックイーグルスとのゲームとなりました。
上位リーグでの2ndステージへの進出可能性は無くなってしまいましたが、全敗同士の対戦となり勝った方が入替戦回避に大きくアドバンテージを持てることもあり、どうしても勝ちたい一戦でした。
前半3-0とリードを奪えていただけに、後半の3つのフィールドゴールによる逆転負けは非常に残念です。
ディフェンスとしてはやはり後半に最もケアすべき、QBドローでロングゲインを許してしまい、それが結果としてフィールドゴールレンジに相手を入れてしまったことが敗因となり悔やまれます。
これから2ndステージとなりますが、全力で戦いぬくのみです。
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谷川監督
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意気込みでは優っていた。
意気込みがないと勝てないが、意気込みだけでは勝てない。
反省するだけでは勝てない。
ルールへの理解、フットボールへの理解を深める。
何をやるべきかを考える。
リーグ戦の全敗はそれを促していると思う。
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|
●ゲームレポート
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|
前節の雨中の対戦を制することができずに4戦全敗となったサイクロンズ。
もう後がない最終節の相手は、同じくここまで4戦全敗のアズワンブラックイーグルス。
どちらのチームが2ndステージを優位に進めるのか、プライドをかけた戦いが始まった。
アズワンのキック、サイクロンズのリターンによりゲーム開始。
キックされたボールをキャッチしたのはR#23水谷(金沢大)。
相手のラッシュをかいくぐり、一気に40ヤード近く陣地を挽回する。
ゴール前42ヤードからボールを受け取ったオフェンスは、QB#19木川田(中京大)がランパスを小気味よく織り交ぜ、連続してフレッシュを獲得していく。
ゴール前26ヤード、3rdダウンから投じたパスが相手のインターフェアを誘いハーフディスタンス前進、さらにWR#23水谷(金沢大)にパスを通し、一気にゴール前に攻め込む。
ゴール前5ヤードからのオフェンスは、相手ディフェンスに押さえ込まれるも、4thダウンのフィールドゴールは、前回の鬱憤を晴らすかのようにK#83馬淵(中京大)がしっかりと決め先制、リーグ戦待望の初得点を挙げた。(3-0)
最初のシリーズを時間を使いつつ、得点につなげることができたサイクロンズ。
キックオフから始まった相手の攻撃シリーズをしっかりと止め、すぐにオフェンスにボールを託す。
変わったオフェンスはゴール前64ヤードからの攻撃、フレッシュを獲得したところで第1Qが終了した。
第2Qに入り敵陣に侵入するも後が続かずパント。
代わったディフェンスはジリジリと前進を許すが、要所を締めて前進を許さない。
しかしオフェンスも決め手を欠いたまま、前半残り2分を切る。
サイクロンズディフェンス、タッチダウンを狙ったアズワンQBのパスをDB#41児玉(中京大)がインターセプトし、ボールをオフェンスに渡す。
QBに入った#87朝内(日体大)がニーダウンで時間を消費しようとしたところに、相手ディフェンスが不用意なレイトヒットを犯し前進、続くタッチダウンを狙ったパスはWR#89新城(中京大)の手に収まるも、今度はこれがインターフェアと判定され罰退、結局ニーダウンで時間を消費し前半が終了した。
サイクロンズのキックで後半開始。
お互いに3 & out(3回で攻撃を終えること)を繰り返した、アズワンゴール前70ヤードからの攻撃。
これまで何とか抑えてきたサイクロンズディフェンスにほころびが出始める。
1stダウンの相手ランプレーを止めることができず、2ndダウンを相手が優位なポジションで迎えてしまい、簡単にフレッシュを奪われてしまう。
途中DL#97西村(中京大)のQBサックが炸裂するも、すぐに相手QBにスクランブルを許しゴール前30ヤードへ。
ここは相手オフェンスをLB#8原田(中京大)、DL#98牧野(神戸大)が激しくタックルし前進を許さずフィールドゴールへ。
相手キッカーの蹴ったボールは、ポールの横を逸れたかに見えたが、ジャッジは成功のシグナルをコール。
ついに同点に追いつかれてしまう。(3-3)
アズワンのキックでゲーム再開。
サイクロンズオフェンスは、途中のクォータータイム(第3Q終了から第4Q開始)をはさみ、ゴール前60ヤードから何とか敵陣まで侵入するが、ここでパントに追い込まれる。
パンター#83馬淵(中京大)の蹴ったボールは敵陣10ヤードに落とす絶妙なパントとなる。
しかし、ここでサイクロンズディフェンスが先ほどの悪い流れを止められない。
1stダウンのランプレーをしっかりと止める事ができず、2ndダウンは相手の優位なポジションへ。
そこからパスやQBランなど、相手のプレーの的を絞ることができずに一気にゴール前12ヤードまで侵入を許す。
ここで何とか後続を断ちフィールドゴールに抑えるが、アズワンがこれを確実に決め、ついに逆転を許す。(3-6)
後がなくなったサイクロンズオフェンスは、ゴール前67ヤードからの攻撃で4thダウンギャンブルを試みるも失敗、さらにディフェンスは体制を立て直すことができないままに、相手QBのスクランブルを止める事ができず、時間を使われながらゴール前まで侵入を許す。
ゴール前9ヤードからの相手オフェンスは集中力を切らさずフィールドゴールに抑えるが、ここも確実に決められてしまい、点差を広げられてしまった。(3-9)
ここで残り時間は1分、サイクロンズはQB#19木川田(中京大)がパスを試みるが失敗、自身のQBドローで進めたボールを交代したQB#87朝内(日体大)がWR#23水谷(金沢大)にパスを通し敵陣に侵入する。
残り時間6秒、QB#87朝内(日体大)が投じたエンドゾーンへのパスは、WR#89新城(中京大)の胸元に一度おさまったかに見えたがバウンドしサイドラインを割ってしまい、ここで試合が終了した。
かくも「勝利」とは遠いものなのか。
神はどれだけサイクロンズに試練を与え続けるのか。
まだ我々はXリーグで勝利するに値しないチームなのか。
胸の中で思いだけがくすぶる。
試合開始最初のシリーズを理想的な攻撃で進めたサイクロンズオフェンス。
タッチダウンには結びつかなかったが、前節では見られなかったボールをチームで前に進める姿を見せることができた。
前半、しっかりと相手オフェンスを封じ込めたサイクロンズディフェンス。
これまでどおり、自分たちの仕事を全うする姿勢を感じた。
しかし、後半に入りその流れは相手に断ち切られてしまった感がある。
今回の敗戦は、紛れもなくチームとしての敗戦である。
これで、サイクロンズはリーグ戦1勝もできないまま6位で2ndステージを戦うこととなった。
3年前のXリーグ初挑戦からリーグ戦では10連敗である。
だが、3年前と違うところは2ndステージがあることだ。
今節、前節と惜敗した相手に再度チャレンジ、リベンジする機会が我々には与えられている。
このチャンスをどう生かすかはサイクロンズ次第である。
「感謝の一勝」、これを実現するチャンスはまだ2回ある。
前を向け、後ろを振り返るな、前にしか勝利はないのだから。
(Reported by 事務局 滝田)
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2010年11月7日(日) 王子スタジアム
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|
チーム名
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
0
|
7
|
0
|
8
|
15
|
|
エレコム神戸ファイニーズ
|
7
|
6
|
10
|
0
|
23
|
|
|
●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
エレコム神戸
|
1
|
13:13
|
RUSH
|
#23
|
2
|
K
|
#80
|
G
|
|
サイクロンズ
|
2
|
1:43
|
RUSH
|
#20 加納
|
28
|
K
|
#83 馬淵
|
G
|
|
エレコム神戸
|
2
|
4:29
|
PASS
|
#18 → #82
|
36
|
K
|
#80
|
NG
|
|
エレコム神戸
|
3
|
1:47
|
RUSH
|
#23
|
2
|
K
|
#80
|
G
|
|
エレコム神戸
|
3
|
10:14
|
FIELD GOAL
|
#80
|
34
|
|
|
|
|
サイクロンズ
|
4
|
0:53
|
RUSH
|
#33 森川
|
1
|
PASS
|
#19 木川田 → #89 新城
|
G
|
|
|
●スタッツ
|
|
|
サイクロンズ
|
エコレム神戸
|
|
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
|
10(5-4-1)
|
15(11-4-0)
|
|
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
|
59yds(19-11-1)
|
116yds(13-10-0)
|
|
ラン(回数−獲得yds)
|
35-145yds
|
39-156yds
|
|
攻撃(回数−獲得yds)
|
54-204yds
|
52-272yds
|
|
反則(回数−喪失yds)
|
2-5yds
|
6-45yds
|
|
ファンブル(回数−喪失)
|
1-1
|
4-3
|
|
フィールドゴール(回数−成功)
|
2-0
|
1-1
|
|
TIME OF POSSESSION
|
29:45
|
30:15
|
|
|
|
●コメント
|
|
小林オフェンスコーディネーター
|
近藤ディフェンスコーディネーター
|
|
一部残留に向け、二連勝を目指し、神戸ファイニーズとの一戦に臨みました。
前回はディフェンスの好守に助けられましたが、今回は1Q毎15分という時間をいかにオフェンスで有効にコントロールしつつ、得点に繋げるかが鍵でした。
地道なランアタックと守備のターンオーバーにより、約半数の時間消費と相手を上回る攻撃回数を得ることは出来ましたが、残念ながら相手を上回る得点を生むことは出来ませんでした。
やはり勝負所での3rdダウン・4thダウンでフレッシュを獲得出来なかったことにつきると思います。
そのあと1ydsをとるためにこれまで以上に気持ちを前面に出し、戦います。
次節、アズワン戦、今季初勝利を目指し、気持ちで勝ちます。
ご声援、よろしくお願い致します。 |
|
リーグ戦も2ndステージに入り、1Q毎15分の戦いとなりました。
今回は2発のロングパスを決められ、結果は惨敗となりました。
オフェンスが良くドライブしていて、タッチダウンを2本取れていただけに、今回はディフェンスがゲームを壊してしまい非常に残念でなりません。
後半は相手RBにタックルミスからセカンドエフォートでロングゲインされてしまったり、ディフェンスとしての甘さを痛恨させられるゲームでした。
セカンドエフォートというといかにもRBが頑張ったように聞こえますが、実態はディフェンスの集まりの悪さであり、気持ちの部分で甘かったという結論にならざるを得ません。
こういった部分をなくすことができないとまだまだXでは通用しないでしょう。
課題の多く出てしまったゲームでしたが、次週のアズワンとのゲームで気持ちを180度
切り替えることができるようにしていくのみです。 |
|
|
谷川監督
|
|
リーグ戦の最下位のつけが2ndステージの連戦。
身体的に厳しい試合になるが、ここで勝てないと次が非常に苦しい。
チャンスはあった。
それを活かせるか活かせないか、結果は出なかった。
お前達にはまだ勝たせる訳にはいかない、と誰かが言っているということか・・・・
|
|
|
|
|
●ゲームレポート
|
|
試合開始前に降り出した雨も止み、薄日が差し始めた王子スタジアム。
2ndステージ第1戦、VSエレコム神戸ファイニーズとのリベンジマッチが始まった。
前回は雨中の対戦、激しい地上戦の中、1つのフィールドゴールが勝敗を分けたが、今度はパスも多用される展開が予想される。
いかに相手のパスを封じ、自分たちのパスを効果的に決めるか、戦いの幕が切って落とされた。
エレコム神戸のキック、サイクロンズのリターンでゲーム開始。
ゴール前78ヤードからスタートした攻撃を率いるのはQB#19木川田(中京大)。
最初のランプレーでRB#33森川(名城大)がオープンを走り8ヤードのゲイン。
しかし続くオプションからのQBキープは大きくロスし、3rdダウンのパスもWR#85鈴木(健)(中京大)に通すも1stダウン獲得には至らずパントとなる。
替わったサイクロンズディフェンスは、立て続けに2回の1stダウン更新を許すも相手のランを止めパントに追い込む。
続くオフェンスシリーズで、QB#19木川田(中京大)のスクランブルなどで敵陣まで侵入するも3rdダウンのパスが通らずパント、パンター#83馬淵(中京大)が敵陣深くに蹴り込むも、これを相手リターナーにリターンタッチダウンされてしまう。
しかし、このプレー中に相手側にホールディングの反則が発生し、難を逃れる。
ゴール前59ヤードから始まった相手オフェンス、不安とされていたパスでディフェンスが崩される。
タックルミスからのオープンランで自陣への侵入を許すと、立て続けに2本のパスを通されゴール前へ、最後は2ヤードを走り切られ、先制のタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-7)
サイクロンズのリターンで試合再開。
続くシリーズはいいところなくパントに追い込まれるが、パンター#83馬淵(中京大)が蹴ったボールを相手リターナーがマフしフリーボールに、それをおさえたのはサイクロンズ、ゴール前37ヤードから再び攻撃権を奪ったところで第1Qが終了した。
第2Qに入り、4thダウンインチが残ったところでサイクロンズはギャンブルプレーを選択。
たまらずタイムアウトを2回消化したエレコム神戸に対して、サイクロンズはRB#20加納(東北工大)がオープンへアタック、OL陣のブロックに守られそのまま28ヤードを駆け上がりタッチダウン。
サイクロンズ、秋季リーグ戦初めてのタッチダウンを奪い、同点に追いつく。(PAT成功、7-7)
サイクロンズのキックにより試合再開。
同点に追いついたことで意気上がるサイクロンズディフェンスは、相手オフェンスを3 & out(3回で攻撃を終えること)に仕留め、ゴール前62ヤードでオフェンスにボールを渡す。
しかし、ここでオフェンスに痛恨のミスが出る。
最初のプレーでボールをファンブル、これをエレコム神戸におさえられ、今後はゴール前36ヤードで相手に攻撃権を奪われてしまう。
さらに、1回のパスプレーで簡単にタッチダウンを奪われ、再度突き放されてしまった。(PAT失敗、7-13)
サイクロンズのリターンで試合再開。
意気消沈したオフェンスは3 & outで攻撃権放棄。
ゴール前86ヤードからの相手オフェンス、中央のランをサイクロンズディフェンスが激しくタックル、こぼれたボールを今度はサイクロンズがリカバーし、ゴール前21ヤードからオフェンスにボールを渡すことに成功する。ここで確実に同点に追い付きたいところだが、相手ディフェンスにおさえられフィールドゴールへ。
しかしこのフィールドゴールを外し、絶好のチャンスを逃す。
ゴール前80ヤードからの相手オフェンスに対し、サイクロンズディフェンスはLB#56服部(関西外大)が再三鋭いブリッツでランストップを見せパントに追い込むも、フェイクランを決められ1stダウンを更新される。
その後、相手の反則も助けられて迎えた3rdダウンロングの場面、相手QBが不用意にはなったピッチボールがファンブルとなり、これをサイクロンズオフェンスがリカバー、再びゴール前38ヤードからオフェンスにボールを渡すことに成功する。
前半終了まで残り2分を切り、ここは是が非でも同点に追い付きたいオフェンス、WR#85鈴木(健)(中京大)、TE#87朝内(日体大)へのパス、そしてQB#19木川田(中京大)のスクランブルで1stダウンを更新し敵陣15ヤード付近まで攻め込んだがここで4thダウンインチ、タイムアウトを使い果たしたサイクロンズが選択したのはギャンブルプレーではなくフィールドゴールだった。
キッカー#83馬淵(中京大)の蹴ったキックはポールの間を通過することができず失敗、またしても加点するチャンスを失い、ここで前半が終了する。
サイクロンズのキック、エレコム神戸のリターンで後半開始。
前半最後のチャンスを生かせず波に乗れないサイクロンズは、このリターンでも相手に大きくゲインを許し、ゴール前46ヤードからのディフェンスとなる。
簡単に1stダウンを更新され、さらにまたしても1本の縦パスを通されゴール前2ヤードへ、最後はランでタッチダウンを奪われ、たった4プレーでさらに突き放されてしまった。(PAT成功、7-20)
サイクロンズのリターンで試合再開。
ここでもオフェンスは3 & outで攻撃権放棄。
エレコム神戸、ゴール前62ヤードからの攻撃は、サイクロンズディフェンスがタックルミスを繰り返し、ズルズルと前進を許す。
悪い流れを何とかゴール前20ヤードで食い止めるも、最後はきっちりと相手にフィールドゴールを決められ、相手の背中が遠のいていく。(7-23)
サイクロンズのリターンで試合再開。
ゴール前55ヤードからの最初のシリーズ、3rdダウン7ヤードで放ったパスは失敗となったが、相手のパスインターフェアの反則により前進、ゴール前36ヤードに迫る。
ここから、WR#85鈴木(健)(中京大)、TE#87朝内(日体大)へのパスやRB#33森川(名城大)、RB#20加納(東北工大)のランによりゴール前10ヤードまで攻め込んだところで第3Qが終了する。
第4Q、QB#19木川田(中京大)が自身で持ち込みゴールまであと数インチを残し3rdダウン、ここでRB#33森川(名城大)がボールをねじ込んで待望のタッチダウンを奪う。
PATでサイクロンズはプレーを選択、QB#19木川田(中京大)からWR#89新城(中京大)へのパスが決まり、2点を加点し、その差をタッチダウン1本差で同点となる可能性を残した8点まで縮める。(PAT成功、15-23)
残り時間がまだあると踏んだサイクロンズ、オンサイドキックは試みず、通常のキックでゲームを再開させる。
サイクロンズディフェンスは、LB#56服部(関西外大)が再三の鋭いあがりで神がかり的なタックルを見せ、相手オフェンスを封じる。
一方のサイクロンズオフェンスは、パスを成功させていくものの4thダウンギャンブルを失敗、決め手を欠いたまま時間だけが過ぎていく。
残り時間が3分を切ったゴール前79ヤードからのサイクロンズオフェンス、勝利への執念を見せ前進を試みる。
TE#87朝内(日体大)へのパス、RB#20加納(東北工大)のランからのセカンドエフォートで前進し、敵陣に侵入するも、3rdダウンロングの状況で投じたパスは相手DBの懐に収まりインターセプト、万事休す。
このまま、残りの時間を相手オフェンスのランで消費され、ゲームオーバー。
リベンジを果たすことができずに、フィールドを後にすることとなった。
両チームの差は、ほぼ無いに等しい。
DBとWRのマッチアップなど個々では問題があるかもしれないが、手も足も出ないという問題でもない。
ではなぜ勝利できないのか、その原因を垣間見た気がした。
それはやはり勝利への「強い思い」・「責任感」・「執念」・「渇望」だろう。
相手チームにそれがあるかどうかは分からない、ただサイクロンズがチームとしてまだまだそれが足りないことは事実である。
ボールを持つ者の「もう一歩前へ」という「強い思い」、QBを守る者の「自分を犠牲にしても守り抜く」という「責任感」、タックルを試みる者の「相手を粉砕しボールを奪う」という「執念」、そして勝利を目指す者たちの「何が何でも勝利する」という「渇望」。
これらが不足しているから、数インチのボールが進まない、QBが相手の獰猛なタックルに傷つく、相手RBに数ヤード進まれる、そして勝利に手が届かない。
古びた精神論かもしれないが、フットボールは所詮人間が行うスポーツ、メンタル面に左右されざるを得ないものである。
足りないものがわかったのなら、それを補えばいい。
残り時間はあと1週間、歩みを止めた時、サイクロンズは死を迎える。
死にたくなければ諦めるな、歩みを止めるな。
サバイバルマッチ、最後の生き残りのチャンスはまだ残されている。
(Reported by 事務局 滝田)
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2010年11月14日(日) キンチョウスタジアム
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|
チーム名
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
0
|
0
|
0
|
6
|
6
|
|
アズワンブラックイーグルス
|
7
|
6
|
10
|
7
|
30
|
|
|
●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
アズワン
|
1
|
2:25
|
PASS
|
#8 → #2
|
59
|
K
|
#25
|
G
|
|
アズワン
|
2
|
14:48
|
RUSH
|
#8
|
1
|
K
|
#25
|
NG
|
|
アズワン
|
3
|
7:32
|
PASS
|
#8 → #3
|
41
|
K
|
#25
|
G
|
|
アズワン
|
3
|
12:45
|
FIELD GOAL
|
#25
|
18
|
|
|
|
|
アズワン
|
4
|
10:20
|
RUSH
|
#5
|
1
|
K
|
#25
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G
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サイクロンズ
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4
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12:30
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RUSH
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#19 木川田
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5
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PASS
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#19 木川田 → #89 新城
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NG
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●スタッツ
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サイクロンズ
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エコレム神戸
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ファーストダウン(ラン−パス−反則)
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11(4-7-0)
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20(9-10-1)
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パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
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124yds(30-12-4)
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285yds(25-14-1)
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ラン(回数−獲得yds)
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23-65yds
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41-170yds
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攻撃(回数−獲得yds)
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53-189yds
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66-455yds
|
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反則(回数−喪失yds)
|
8-43yds
|
8-40yds
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ファンブル(回数−喪失)
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1-1
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2-2
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フィールドゴール(回数−成功)
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0-0
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4-1
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TIME OF POSSESSION
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25:25
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34:35
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●コメント
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小林オフェンスコーディネーター
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近藤ディフェンスコーディネーター
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一部残留へ絶対に負けられない思いでアズワン戦に臨みました。
ですが結果、惨敗となりました。
3 & outを繰り返し、時間消費できず、前節での大事な場面でのフレッシュを獲得が出来なかった反省を生かすことが出来ず、 前半は完全に相手にイニシアチブを取られてしまいました。
ディフェンスにも時間を与えてしまい、結果オフェンスも時間をかけて攻めることが出来なくなり自らの首を絞める形となってしまいました。
我々が戦うスタイルに持ち込むことが出来ず、反省の多い試合となってしまいました。
我々が戦うべきスタイルをしっかりと見つめ、それでいかに戦うかを貪欲に模索しなくてはならないのに、それが欠けていたように思います。
しかし我々には後ろを向いている時間は全くありません。
入替戦勝利に向け、前進するのみです。
絶対に残留し、来期に繋げます。
必ずや「感謝の一勝」届けます。
最後まで変わらぬご声援の程、何卒よろしくお願い致します。 |
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いよいよ2ndステージ最終戦VSアズワン、入替戦回避をかけた最後の戦いとなりました。
結果は残念ながら今年一番の完敗でした。
怪我人が多かったこともありますが、最後はリーグ中も課題となっていたパス守備が事実上崩壊。
後半はアップセットしていくため、ややギャンブル的なディフェンスを使わざるを得なかったこともありあますが、非常に残念な事実として1対1ではやはりXと対等に戦えるレベルにはありませんでした。
これから、真のサバイバルマッチを戦うことになるわけですが、弱い部分を少しでも補えるようディフェンスチームとして総力あげてチーム力を向上していきたく考えます。 |
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谷川監督
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まず応援していただいた皆様に対して感謝いたします。
本当にありがとうございました。
また、選手・スタッフの皆さんの努力に対して感謝したいと思います。
結果は出ませんでした。
甘くはないが、なんとかなりそう・・・という壁を越えることができなかったのは残念ですが、厳しいリーグ戦を戦うことでしか得られない経験値の向上は何にも代えがたい宝に
なると信じております。
それを自分達の力に変えるためにはXリーグへの残留が必須になります。
全敗というシーズンを経験することはつらいですが、本当のXリーガーになるための試練をもらったのだと思います。
目標は残留に移りますが、練習通りの力を発揮してもらえば来年もこの舞台に立つことができると考えております。
最終の戦いに向けて残った力を振り絞って取り組みたいと思います。
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●ゲームレポート
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前節の2ndステージ第1戦でエレコム神戸に惜敗し、いよいよ後が無くなったサイクロンズ。
今季初勝利、そして入替戦回避に向けて7点差以上の勝利が前提となる。
本年より天然芝となり、名前も改まったキンチョウスタジアムにて、アズワンブラックイーグルスとのリベンジマッチが始まった。
サイクロンズのキック、アズワンのリターンにより試合開始。
ゴール前75ヤードからの相手オフェンス、パスを軸にボールを進める。
3rdダウンロングのシチュエーション、DL陣がパスラッシュをかけたところをQBがオープンに流れながら放ったパスは、スクランブルのランを警戒しWRのマークを放したDBの頭上を越えフリーの相手WRの手に収まりそのままタッチダウン。(PAT成功、0-7)
開始からわずか5プレー、最悪の形で出鼻をくじかれる。
サイクロンズのリターンで試合が再開するも、オフェンスはリズムに乗れず3 & out(3回で攻撃を終えること)、攻撃権放棄のパントを相手リターナーに大きくリターンされ、ゴール前19ヤードからのディフェンスを余儀なくされる。
しかし、ここは立ち直ったディフェンスが踏ん張り、さらに相手フィールドゴールが失敗し事なきを得る。
ゴール前80ヤードからのオフェンスは、QB#19木川田(中京大)がパスを通しフレッシュを更新するも後が続かずパント、攻撃権を放棄する。
ゴール前87ヤードから始まったアズワンの攻撃、ここでこのゲームのターニングポイントを迎える。
アズワンが最初のプレーでボールをファンブル、これをサイクロンズディフェンス陣がリカバーし、ゴール前14ヤードと言う絶好の位置でオフェンスにボールを渡した。
ここで一気にキャッチアップしたいオフェンスだったが、攻めきれず4thダウンギャンブル、1度はQBスクランブルでフレッシュを獲得するも、反則により幻に終わる。
4thダウン15ヤードとなっての再度のギャンブルプレー、パスが失敗し、ゲームを振り出しに戻すチャンスを失った。
そしてこのギャンブル失敗が、最後までチームにモメンタムを引き寄せることができなかった要因となった。
攻守交替し、アズワンオフェンスにフレッシュを獲得され前進を許すも、ディフェンスは何とか踏ん張り、第1Qが終了する。
サイクロンズオフェンスは第2Qに入っても全くリズムに乗れず3 & outを繰り返し、息つく暇なくフィールドに戻るディフェンス陣はズルズルと前進を許すが相手フィールドゴールを失敗させるなど、失点は許さない。
しかし相手のパントにより自陣1ヤードに押し込まれたオフェンスが3 & out、パントとなりゴール前20ヤードからディフェンスを強いられると最後はQBスニークでタッチダウンを奪われる。(PAT失敗、0-13)
試合開始早々に先制点を奪われ、前半終了直前に追加点を奪われる。
最悪の展開で前半が終了した。
アズワンのキック、サイクロンズのリターンにより後半開始。
早々にキャッチアップをしなくてはいけないサイクロンズオフェンズだが、無理をして放った3rdダウンのパスは相手DBにインターセプトされる。
後半開始早々にゴール前32ヤードからのディフェンス、立て続けにパスを通されゴール前6ヤードまで前進されたが、ここで相手RBがボールをファンブル、それをもぎ取りボールをオフェンスに再度渡す。
しかしそのボールは3 & outでパント、さらに相手オフェンスにたった1プレーでロングパスを決められタッチダウン、勝利への意欲が削がれていく。(PAT成功、0-20)
アズワンのキック、サイクロンズのリターンにより試合再開。
勝利のためには4本のタッチダウンを残された時間で奪わなくてはいけないオフェンス、必然的にパスへの比重が高くなる。
その結果、狙われたようにインターセプトを奪われゴール前84ヤードからのディフェンス。
ここでもDB陣が集中力を欠きパスを通され、簡単に自陣への侵入を許す。
さらにランも止めることができずゴール前2ヤードへ、タッチダウンこそ奪われなかったもののフィールドゴールを決められ、相手の背中が遠のいていく。(0-23)
アズワンのキック、サイクロンズのリターンにより試合再開。
ゴール前57ヤードからのオフェンスは、戦力を落とし始めた相手ディフェンスに対してランパス共に通りだし前進、ゴール前31ヤードとなったところで第3Qが終了する。
第4Qに入り、RB#33森川(名城大)のオープンランが決まり、ゴール前14ヤードとなる。
さらにそこから2本のパスを通しゴール前6ヤード、一気にタッチダウンを奪うかと思われた矢先に、背後から相手ディフェンスにQBサックを浴びボールをファンブル、これを相手に奪われチャンスの芽は潰えた。
気落ちと疲労で本来のパフォーマンスから程遠いディフェンス、面白いようにパスを通され、さらにランも全く止めることができないまま、ゴール前83ヤードからゴール前14ヤードまでドライブされる。
ここでDB#24加藤(耕)(大体大)がインターセプト、オフェンスにボールを託すもすぐさまパスを相手DBにインターセプトされゴール前20ヤードに戻され、最後は相手RBにタッチダウンを献上してしまう。(PAT成功、0-30)
アズワンのキック、サイクロンズのリターンにより試合再開。
ゴール前50ヤードからのオフェンスは、4thダウンギャンブルのパスを成功させ前進し、最後はQB#19木川田(中京大)がスクランブルからタッチダウンを奪う。
PATはプレーを選択しパスを狙うが失敗、手遅れの感は否めないがやっと得点を挙げる。(PAT失敗、6-30)
サイクロンズは、キックオフでオンサイドキックを狙うが失敗、ゴール前47ヤードからのディフェンスはパスで崩されゴール前17ヤード、ここは何とか踏ん張り、相手フィールドゴールも失敗させオフェンスにボールを渡すが時すでに遅し。
最後はパスをインターセプトされ、ゲームオーバーとなった。
これで今シーズンここまで全ての公式戦で敗北となった。
そして1年前に自分たちが歓喜したフィールドに再度立たされることとなった。
意気消沈したチームに再生する力はあるのか?
自ら歩みを止めたチームが再び歩き始めるには何が必要なのか?
これはもう相手との問題ではない。自分たち自身の問題だ。
下を向くことに慣れた瞳には、スタンドで必死に声援を送る人々や自分たちを懸命にサポートしてくれている人々の姿は映らない。
この1年何のために戦ってきたのか、誰のためにボールを運んできたのか、「感謝の一勝」は誰に届けなくてはいけないのか。
上を向け、歯を食いしばって歩け。下を向いている仲間がいれば、支えてやって共に上を向け。
辛く苦しいのは、誰もが一緒だ。
2010サイクロンズはまだ終わっていない、「感謝の一勝」を届終えるまでは。
(Reported by 事務局 滝田)
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2010年12月12日(日) EXPO FLASH FIELD
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チーム名
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1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
合計
|
|
名古屋サイクロンズ
|
0
|
0
|
0
|
8
|
8
|
|
富士ゼロックスJ-Stars
|
0
|
7
|
14
|
7
|
28
|
|
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●得点経過
|
|
チーム名
|
Q
|
TIME
|
PLAY
|
PLAYER
|
YARD
|
TFP
|
PLAYER
|
G/NG
|
|
富士ゼロックス
|
2
|
8:24
|
PUNT RETURN
|
#2
|
51
|
K
|
#87
|
G
|
|
富士ゼロックス
|
3
|
5:01
|
PASS
|
#8 → #2
|
25
|
K
|
#87
|
G
|
|
富士ゼロックス
|
3
|
12:04
|
RUSH
|
#22
|
35
|
K
|
#87
|
G
|
|
富士ゼロックス
|
4
|
13:53
|
RUSH
|
#22
|
1
|
K
|
#87
|
G
|
|
サイクロンズ
|
4
|
14:23
|
RUSH
|
#19 木川田
|
5
|
RUSH
|
#19 木川田
|
G
|
|
|
●スタッツ
|
|
|
サイクロンズ
|
エコレム神戸
|
|
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
|
5(2-2-1)
|
16(8-6-2)
|
|
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
|
57yds(18-6-2)
|
100yds(16-8-0)
|
|
ラン(回数−獲得yds)
|
32-55yds
|
44-156yds
|
|
攻撃(回数−獲得yds)
|
50-112yds
|
60-256yds
|
|
反則(回数−喪失yds)
|
7-21yds
|
4-20yds
|
|
ファンブル(回数−喪失)
|
1-0
|
0-0
|
|
フィールドゴール(回数−成功)
|
0-0
|
0-0
|
|
TIME OF POSSESSION
|
26:34
|
33:26
|
|
|
|
●コメント
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小林オフェンスコーディネーター
|
近藤ディフェンスコーディネーター
|
|
一部残留に向け、相手より一点多く得点する、それのみをプランに試合に臨みました。
結果としては残念ながら敗北、力不足を感じる一戦となりました。
相手のハイプレッシャーのディフェンスに対抗すべく用意したプランも中々うまくいかず、陣地挽回もままならないまま前半を終え、後半少しずつ光明を見出してきましたが、要所でのファーストダウン獲得失敗やロスゲインが響き、得点機に持っていくことが出来ず、最後まで得点を上回ることが出来ませんでした。
これもひとえに私のプラン不足と対応の甘さに尽きると痛感してます。
選手は本当に最後まで勇敢に戦いました。
是非そんな選手達を称えて頂ければと思います。
来期はX2からのスタートになりますが、我々は決して歩みをとめません。
この敗戦を真摯に受け止め、必ずや這い上がります。
2010シーズン、最後まで熱くご声援頂き、温かく見守って頂き、誠にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
2011シーズンも変わらぬご声援を頂きますよう何卒よろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。
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シーズン通して全敗となり、ついに生き残りをかけた入替戦に出場することになってしまいました。
相手のゼロックスは大変バランスのとれた良いチームであり、力は恐らく互角でしたが、ゲーム展開でモメンタムを相手に持っていかれてしまい、惨敗となってしまいました。
展開でいうと昨年のX2リーグ戦で当チームが勝利したパターンと全く真逆となり、前半戦悪いフィールドポジションを良く耐えたと思いますが、パントリターンタッチダウンで先制され、モメンタムをぐっと相手に持って行かれ、後半は逆転しなければという焦りが出て空回りしてしまったようです。
シーズンを通して試合会場に足を運んでいただきましたファンの方々、サイポーター、サポートスポンサーの方々には心より厚く御礼申し上げます。
一年間応援誠にありがとうございました。 |
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谷川監督
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仕事の都合で試合に参加できず、出張先アメリカのホテルでツイッターでの観戦となった。
序盤から陣地を挽回できず、ズルズルやられるというパターンが見えた。
春から身体作りに努め先回のX以上のリーグ戦を戦えたはずであったが、結果が出た。
昨年Xに上がった練習と同じでは勝てない。
「あきらめることができるプレー」、「集中できる練習」を目指していきたい。
また、今回の出張渡米で偶然ハイズマン賞受賞の中継をアメリカで見ることができた。
その中でハイズマン候補のQBが言っていた言葉、
"Decide everything with YES or NO."(決断は全て「イエス」か「ノー」だ。)
非常に示唆に富んでおり来年のチーム作りに生かしたい。
たくさんの方々の応援をいただきありがとうございました。
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●ゲームレポート
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12月12日、晴れ渡った空のもとサイクロンズは今季最終戦を迎えた。
相手は日本屈指の戦国リーグであるX2-WESTを勝ち上がった富士ゼロックスJ-Stars。
入替戦が持つ独特の緊張感の中、ゲームは始まった。
サイクロンズのリターンにより試合開始。
相手のカバーチームの激しいアタックにより、ゴール前76ヤードという幸先の悪いフィールドポジションからのオフェンス、最初のプレーでRB#33森川(名城大)が9ヤードを奪うもその後が続かずパンとに追い込まれる。
代わったディフェンスはすぐにパントに追い込むが、ここで交代違反(フィールドに12人の選手が出ている)、痛恨の反則を犯す。
この反則からもわかるように、明らかにチームは空回りしていた。
そのままずるずると前進を許すが、相手QBをサックに仕留めピンチを脱する。
オフェンスにボールを渡すことに成功するが、フィールドポジションはゴール前80ヤードと最悪な状態のまま、オフェンスもボールを進められずパントとなる。
代わったディフェンスは相手オフェンスをシャットアウトするが、相手パントをリターナーがキャッチせずそのままエンドゾーン間際へ、ゴール前99ヤードという最悪のフィールドポジションに追いやられる。
当然、オフェンスはレッドゾーンを脱せずパント、自陣でのディフェンスを強いられながら第1Qが終了する。
第2Q、サイクロンズディフェンスは何とか相手をパントに追い込むが、ボールはゴール前90ヤード、RB#33森川(名城大)が中央ランでフレッシュを奪うも後続はなく再びパントに追いやられる。
P#83馬淵(中京大)のパントで何とかゴール前60ヤードまで陣地を回復したサイクロンズだが、ディフェンスは相手のランパスに対応できずゴール前30ヤードまで侵入される。
ここは何とか踏ん張ったディフェンスだが、結局オフェンスにわたったボールはゴール前95ヤード、レッドゾーンを脱することができないオフェンスはパントに追い込まれる。
これまで何とか踏ん張ってきたパントカバーチームだが、ここで相手リターナーにオープンを駆け上がられ、リターンタッチダウン。(PAT成功、0-7)
フィールドに漂っていたモメンタムという霞は、ゼロックスの手に渡ってしまった。
その後は双方決め手を欠き、前半を0-7とリードされて終了する。
ハーフタイムでチームを立て直したいサイクロンズだが、一度相手に掴まれてしまったモメンタムは二度と手元に戻ってくることはなかった。
後半開始早々にQBスクランブルからフレッシュを奪われると、最後は崩れたプレーからパスを投じられタッチダウン。(PAT成功、0-14)
追い上げムードどころか、完全に出鼻をくじかれる。
ゲーム再開のキックリターンもまったく前進できず、QB#19木川田(中京大)がスクランブルで大きくゲインしても敵陣に入るのがやっと、続くシリーズの4thダウンギャンブルもいとも簡単に止められて攻守交代、意気消沈するチームを尻目に相手オフェンスに立て続けにパスを決められ、最後はオープンのランでタッチダウン。(PAT成功、0-21)
為す術ないままに得点差は広がり、そして時間は刻一刻となくなっていった。
最終第4Q、絶望的な点差でもあきらめないディフェンスは、何とか相手オフェンスを食い止めるが、フィールドポジションは全く良くならない。
キャッチアップを試みるオフェンスは、不得手なパスを次々とインターセプトされる。
インターセプトリターンタッチダウンこそ相手の反則で取り消しとなったが、余力のないディフェンスに相手のランを止める力は残っておらず、無人のエンドゾーンへ相手RBに軽々とボールを運ばれタッチダウン。(PAT成功、0-28)
残り時間は1分。
敗北が確定した状況の中で、一矢報いたいサイクロンズは、リターナー#89新城(中京大)がビッグリターン、ゴール前10ヤードまでボールを運ぶ。
最後はQB#19木川田(中京大)がエンドゾーンに駆け込みタッチダウン、その後のPATでもプレーを選択して成功し、一矢報いる。(PAT成功、8-28)
サイクロンズのオンサイドキックは失敗。
相手のカウントダウンの歓声が聞こえるなか、2010サイクロンズの最終戦は完敗に終わった。
そして同時にX2-WESTへの降格が決定した。
勝負事には勝ち負けが必ずつく。
フィールドには勝者がいれば必ず敗者もいる。
この1年間、サイクロンズはずっとフィールドで後者の立場であった。
「負け癖」という言葉があるのだとすれば、その癖を直せなかったチームとしての敗北である。
ただ、そんなチームをスタンドで応援し続けてくれたファンのみなさんがいる。
インターネットの向こうで、声援を送ってくれたファンがいる。
スタンドには行けなくとも、頑張れと快く送り出してくれた家族や同僚がいる。
自分たちがフィールドで戦えなくても、気持ちを送り続けてくれた方々に何の結果も残すことができなかったことに悔しさしか感じない。
この1年間で、サイクロンズがXリーグで戦うにはまだまだ力不足であることはわかった。
一方、前回の昇格から降格に至る流れと比較して、チームが成長した成果も確実にあった。
現行制度では、入替戦に臨むチームに待っているのは確実な「死」である。
であるならば、サイクロンズが目指すべきは来年同じ場所で昇格を喜ぶことではない。
その先にある「感謝の一勝」、そして勝ち続けるチーム体制、これを目指さなくては意味がない。
このことがわかっただけでも、この1年間の敗北は価値があったのではないだろうか。
2011サイクロンズはこの瞬間スタートした。
ひと足早いクリスマスプレゼントに喜ぶ周囲を尻目に、もうカウントダウンは始まっている。
捲土重来を期すチームに残された時間はあとわずかである。
(Reported by 事務局 滝田)
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