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2011 秋季リーグ戦 2nd stage
日  程
時  間
試合会場
対戦相手
結  果
11月12日(土)
11:00
EXPO FLASH FIELD
(吹田市)
富士ゼロックス
11月23日(祝)
11:20
EXPO FLASH FIELD
(吹田市)
エレコム神戸
2011 秋季リーグ戦 1st stage
日  程
時  間
試合会場
対戦相手
結  果
9月4日(日)
16:00
鶴見緑地球技場
(大阪市鶴見区)
アサヒ飲料
9月19日(祝)
14:00
半田運動公園陸上競技場
(愛知県半田市)
エレコム神戸
10月1日(土)
16:40
王子スタジアム
(神戸市灘区)
パナソニック電工
10月10日(祝)
13:40
キンチョウスタジアム
(大阪市東住吉区)
アズワン
10月22日(土)
11:00
キンチョウスタジアム
(大阪市東住吉区)
富士ゼロックス
2011 XリーグWEST 星取表

パナソニック電工 アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士ゼロックス サイクロンズ 勝敗 得失点差
パナソニック電工
10/23
キンチョウ

41-7

32-0

89-0

70-0
4-0-0 80
アサヒ飲料 10/23
キンチョウ


21-14

16-0

20-10

46-0
4-0-0 53
エレコム神戸
7-41

14-21


14-31

14-0

44-7
2-3-0 ▲10
アズワン
0-32

0-16

31-14


21-17

27-3
3-2-0 5
富士ゼロックス
0-89

10-20

0-14

17-21


6-31
0-5-0 ▲68
サイクロンズ
0-70

0-46

7-44

3-27

30-6

1-4-0 ▲60
2011春 グリーンボウルチャレンジ・その他ゲーム
日  程
時  間
試合会場
対戦相手
結  果
5月1日(日)
14:00
王子スタジアム
(神戸市灘区)
アサヒプリテック
5月14日(土)
11:20
王子スタジアム
(神戸市灘区)
富士ゼロックス
6月5日(日)
16:00
EXPO FLASH FIELD
(吹田市)
アズワン

2011年5月1日(日) 王子スタジアム 14:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
アサヒプリテックゴールデンファイターズ
10
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アサヒプリテック
2
4:05
RUSH
#2
2
K
#79
G
サイクロンズ
2
10:44
RUSH
#33 森川
3
K
#43 山口
G
アサヒプリテック
3
9:06
FIELD GOAL
#79
23



●スタッツ

サイクロンズ
アサヒプリテック
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
16(6-9-1)
15(7-6-2)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
170yds(18-11-2)
84yds(21-11-0)
ラン(回数−獲得yds)
28-94yds
24-159yds
攻撃(回数−獲得yds)
46-264yds
45-243yds
反則(回数−喪失yds)
10-77yds
4-16yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
0-0
フィールドゴール(回数−成功)
1-0
1-1
TIME OF POSSESSION
24:27
23:33
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今期の初戦を迎えるにあたり、春だから力試し、といった思いは全くなく、あくまでも勝利を目指し試合に臨みました。

残念ながら試合は敗退に終わりましたが、非常に得るものが多い試合であったと感じています。
さまざまなミスを通じて、試合が生きものであって準備のスポーツであることを思い知らされた試合でした。
これから先に絶対に同じミスを犯さない、それが出来るだけで確実な一歩へと繋がります。
そして伸び代の大いにある、この魅力的なチームで勝利を導けるよう

「BIG CHALLENGE」
「GREAT CHALLENGE」

したいと思います。
そしてその挑戦が成功し、素晴らしいシーズンとなるべく全力で頑張ります。

今期も何卒ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

春の初戦はでしたが、最後まで集中力が発揮できていないゲームとなってしまいました。
これを、春の初戦だから良しとするのか、それとも、自分達の取組みの甘さを指摘し根本から変えていくのか今年のチームのスタートには非常に厳しい結果であったことは間違いありません。

アサヒプリテックは特に変わったプレーをしたわけではなくほぼ昨年通りのプレー。
それでもドライブされたのは、1ヤードに対するこだわりの甘さにしかありません。
同時にそうなってしまったモチベーションの低さは我々コーチ陣の責任でもあり、今から我々も変わらなくてはならないと思っています。

1ヤード取られない為に全力を尽くす。
リーグ戦まで、4か月余りですが、何とか変えていきたく思います。

谷川監督
昨年からの身体作りは確実に進んでいる。
自分達の仕上がり具合のチェックを中心にしながら勝てる試合を目指したが、現段階では勝てないという ことがわかった。

点の取り合いはある程度覚悟していたが、結局はミスが多い方が負けたということだと思う。
『集中力を上げる』:言葉では簡単だが実践するのはチェックの繰り返ししかない。
ゲームでのチェックを次ゲームでは考えていきたい。

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2011年5月14日(土) 王子スタジアム 11:20
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
21
富士ゼロックスJ-Stars
11
18
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
富士ゼロックス
2
6:35
INT
RETURN
#19
23
K
#87
G
サイクロンズ
2
11:52
PASS
#3 小山 → #23 水谷
11
K
#43 山口
G
サイクロンズ
3
9:56
RUSH
#39 井戸
1
K
#43 山口
G
富士ゼロックス
4
5:16
FIELD GOAL
#87
20



サイクロンズ
4
10:42
RUSH
#39 井戸
1
K
#43 山口
G
富士ゼロックス
4
11:40
PASS
#8→#88
23
PASS
#8→#89
G
●スタッツ

サイクロンズ
富士ゼロックス
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
16(11-3-2)
4(1-3-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
50yds(21-7-2)
117yds(17-8-0)
ラン(回数−獲得yds)
42-151yds
19-14yds
攻撃(回数−獲得yds)
63-201yds
36-131yds
反則(回数−喪失yds)
6-26yds
4-40yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
2-0
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-1
TIME OF POSSESSION
30:40
17:20
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今回の相手は、昨年の入替戦で敗退させられた富士ゼロックスということもあり、必勝で臨みました。

昨年のゲームでの相手のプレッシャーに対する攻撃と、春季の守備に対しての攻撃と二つのゲームプランを持って臨み、上手く試合の中で対応しつつ進めることが出来ました。
相手の好パントに苦しめられる場面もOLのしつこいドライブ、移籍QB#3小山選手を筆頭とするQB陣の積極的なプレイチョイス、また新人FB#39井戸選手をはじめとするRB陣の力強いランプレイ、ショートヤードをしっかりと稼ぐWR陣の堅実なキャッチ等により長いドライブも有り、結果、時間と陣地をしっかりとコントロールでき、勝利に繋げることが出来ました。

しかしまだまだ課題も多く、細かいミスやあと一人を抜く力とOLのダウンフィールドブロック、レシーバーの積極的なブロックが足りず、今後、それらが必要不可欠であると痛感しました。
これらを含めた課題を更に明確にし、具体的に改善出来れば、今後に必ず繋がります。

ここからの春季の練習において、1プレイ1プレイを大切に取り組みたいと思います。

敗者同士の順位決定戦は、昨年入替戦で敗戦を喫した富士ゼロックスとの一戦でした。

前半2本のフレッシュパスを取られた以外はほぼプラン通りでしたが、第4Q最終シリーズは全くダメでした。
リーグ戦でTD1本差だったら負けですね。
ここも集中力の問題と、状況に応じた守り方をまだまだチーム全員が学んでいかねばなりません。

新人の活躍もあり、新たな風が入ることによってサイクロンズディフェンス自身を進化させていくことを楽しみにします。
皆さん今後とも応援よろしくお願いします。

谷川監督
勝利を素直に喜びたい。
ゲーム作りよりチームを作る。
チームを作るためには、信頼関係を作ること。
攻撃と守備の信頼関係を少しでも前進させるためにあえてギャンブルを多用した。
少しチームの形になったと考えている。
秋はやれないことを春に試す。
まだ、春は終わった訳ではない。
練習でもやれることをやっていく。

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2011年6月5日(日) EXPO FLASH FIELD 16:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
10
アズワンブラックイーグルス
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アズワン
2

FIELD
GOAL





サイクロンズ
2
11:30
PASS
#3 小山 → #85 鈴木(健)

K
#43 山口
G
サイクロンズ
4
0:30
FIELD
GOAL
#43 山口




アズワン
4

RUSH
#34

PLAY

NG
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2011年9月4日(日) 鶴見緑地球技場
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
アサヒ飲料チャレンジャーズ
14
16
46
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アサヒ飲料
1
4:34
RUSH
#4
31
K
#17
G
アサヒ飲料
1
10:46
RUSH
#4
10
K
#17
G
アサヒ飲料
2
1:53
RUSH
#2
3
K
#17
G
アサヒ飲料
2
4:22
SAFTY





アサヒ飲料
2
10:50
RUSH
#4
45
K
#17
G
アサヒ飲料
3
7:07
RUSH
#16
19
K
#17
NG
アサヒ飲料
3
11:49
FIELD GOAL
#17
31



アサヒ飲料
4
1:56
RUSH
#4
1
K
#17
G
●スタッツ

サイクロンズ
アサヒ飲料
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
1(0-1-0)
22(16-6-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
32yds(13-5-1)
111yds(21-9-1)
ラン(回数−獲得yds)
19-▲17yds
41-335yds
攻撃(回数−獲得yds)
32-15yds
62-446yds
反則(回数−喪失yds)
3-▲12yds
1-▲5yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
1-1
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-1
TIME OF POSSESSION
19:28
28:32
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今回、新たなチャンスを頂き、再度Xリーグにチャレンジすることになりました。
このチャンスを決して無駄にすること無く、一戦一戦しっかりと戦いたいと思います。

試合は昨シーズン、WEST2位のアサヒ飲料相手に、個でもチームでもどこまで戦うことができるかが大事ととらえ、あえて真っ向勝負を挑みました。
結果、完敗を喫しましたが、要所要所で戦える部分もありました。
しかし負けは負け、この敗戦を真摯にとらえ修正していきたいと思います。
身体能力が一週間で劇的に向上することはなくとも、戦術理解やプレイの精度向上に向けてまだまだ時間はたっぷりあります。
今出来ることを一分一秒を惜しんで一つ一つしっかりと行って行きたいと思います。

次節はXリーグ秋季リーグ戦初の愛知開催になります。
ホームゲームで必ずや「感謝の一勝」を届けたいと思います。
皆様の声援を糧に是非戦いたいと思います。
次節、半田でのホームゲームにぜひ足をお運びください。お待ちしております。

2011年リーグ戦第一戦でしたが、結果は惨敗でした。

全般的にパシュート・タックルの甘さが目立ち、次節に向けて修正課題の多い試合となりました。
メンバー的にギリギリのところで戦わなければならなかった試合ですが、今後もけが人等によって同様の状況もありえることから、もう少し形にできる試合運びを身につけていかねばならないところです。

ところどころに良いプレーもあっただけに、3rdダウンロングでファーストダウンをとられてしまった点は今後も課題となっていきます。

谷川監督
初戦敗戦は残念であったが、昨年とは違うチームの姿をみることができた。
真ん中を抜けられてもなんとかタックルしてしのぐ、一度通らないプレーを何回もチャレンジしていく。

こういう姿勢や、形が大切なのであり、その中で技術や体力をつけていく。
ことがXリーグ常連チームに必要なことである。

記録は無残なものであったが、記録に現れない力を感じることができた。
チームは確実に進化している。へこたれずに継続することで一皮むける。

●ゲームレポート
昨年、入替戦で苦汁を嘗め、X2リーグに降格したサイクロンズ。
自分たちの限界を打ち破るため、X2からの再起を誓い始まったシーズン、だがそこで待っていたのは思いもかけない「再昇格」の打診だった・・・
自分たちはXリーグで戦う資格があるのか、それだけの力がないままにXリーグに戻ることは果たして正しいのか、自問自答を繰り返したチームが出した結論は「Xリーグでしか経験できないことがある。」そして「感謝の一勝をまだ果たしていない。」だった。
もう一度、この舞台で戦えることに感謝し、「挑戦」をキーワードに再度チャレンジすることを決意したサイクロンズ。
初戦の相手は、昨年同様にWESTの雄、アサヒ飲料チャレンジャーズ。
台風が残して行った暗澹たる雨雲が時折細かい雨を落とす中、格上相手にどう戦うのか、秋季リーグ戦の幕は切って落とされた。

サイクロンズのリターンによりゲーム開始。
サイクロンズR#89新城(中京大)がボールを運び、サイクロンズオフェンスはゴール前72ヤードからのファーストドライブ。
今季攻撃を仕切るのは、移籍のベテランQB#2小山(京産大)。中央ランとパスで前進を試みるが3rd & out、パントに追い込まれる。
フィールド中央付近から開始された相手オフェンス。サイクロンズディフェンスは相手にパスを連続して決められ、最後はオープンのランプレーを止めることができず4プレーでタッチダウンを許す。(PAT成功、0-7)

仕切り直しのサイクロンズオフェンス、QB#2小山(京産大)は復帰のWR#18棚橋(名院大)にパスを通すが続くランを相手ディフェンスにきっちり止められ3rd & out、パントに追い込まれる。
先ほど同様にフィールド中央付近から開始の相手オフェンス。
パスを警戒したサイクロンズディフェンスをあざ笑うかのように相手QBにスクランブルからファーストダウンを奪われ、その後も相手RBのオフタックル付近のランを全く止められないままタッチダウンを奪われてしまう。(PAT成功、0-14)

サイクロンズのリターンで試合再開。
第2Qに入ってもオフェンスは3rd & outでパントに追い込まれる。
パントキックは芯を外してしまい、自陣からのディフェンスとなる。
サイクロンズディフェンスは、要所でラン・パスを小気味よく決められゴール前へ、自らの交代違反の反則もあり簡単にタッチダウンを許す。(PAT成功、0-21)

サイクロンズのリターンで試合再開。
サイクロンズオフェンスはいいところなく、パント。
ここで今度はパントスナップがオーバーし、そのままエンドゾーン内でパンターがタックルを受けセーフティー。相手に2点が追加されてしまう。(0-23)

サイクロンズのキックで試合再開。
ここで相手リターナーがサイクロンズの激しいタックルにあいボールをファンブル、サイクロンズが抑えて中央付近で攻撃権を奪う。
ここで一気に反撃の狼煙を上げたいところであったが、フォルススタートの反則で自滅しパント。
敵陣深くまで押し込んでのディフェンスとなったが、ラン・パス・ドロープレーを次々と決められ中央付近に押し戻され、最後はまたしても相手RBにオフタックル付近から一気にボールを運ばれタッチダウンを奪われる。(PAT成功、0-30)

サイクロンズのリターンで試合が再開されたが、残り時間1分、2度のQBサックを受け前進することができずに前半を終えた。

サイクロンズのキックで始まった後半。
前進を許しながらも、サイクロンズディフェンスはDB#34鈴木(達)(南山大)が相手QBのパスをインターセプトし攻守交代。ボールをオフェンスに託す。
中央付近からのサイクロンズオフェンス、QBを#14渡邉(金沢大)に替えて前進を試みるがラン三連発はゲインを奪うことができず、パントに追い込まれる。
敵陣からのディフェンスも、相手のランを全く止められずに自陣への侵入を許し、最後は相手QBのランでタッチダウンを許す。(PAT失敗、0-36)

続くサイクロンズオフェンスもいいところなく3rd & out。
返しのディフェンスはラン・パスで簡単に前進されゴール前17ヤードに侵入されるが、ここはDB#21古田(和歌山大)のナイスカバーでしのぎ切り、フィールドゴールに抑える。(0-39)

サイクロンズのリターンで試合再開。
第4Qに入り、いきなり相手にインターセプトされ攻守交代。
サイクロンズディフェンスはラン・QBスクランブルであっという間にタッチダウンを奪われてしまう。(PAT成功、0-46)

その後はオフェンスは1回のファーストダウン更新、ディフェンスは相手攻撃をパントに追い込むことができたが、いいところなくゲームオーバー。
開幕戦は昨年同様に無得点に終わった。

昨年のように、全く何もできなかったという感覚はないようだった。
ディフェンスならば、昨年のような一発でタッチダウンを奪われているシチュエーションは減っている。
しかしスコアは昨年(0-35)よりも悪い惨敗。
さらにチャンスの後に反則を犯すといったミスもあり、自滅の部分も多い。
この現状では、当然ながら格上のチームにはこういった数字しか残せない。
だがこうした暗い話題の中でも、新人選手が鋭いタックルを見せるなど収穫となる部分もあったことは事実だ。

リーグ戦は始まったばかり。
そして、次節はサイクロンズが望み続けたホームでのゲームだ。
下を向いている暇はない。
ホームゲームのスタンドを多くの観客が埋める中、無様な姿を晒すわけにはいかない。
もっともっと、勝利に貪欲になれ、キレイなフットボールを目指すだけではだめだ、考えている暇があるなら前に進め、それがチームに足りない部分なのだから。

(Reported by 事務局 滝田)

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このゲームのハイライト動画ストリーミング動画(NFA-WEST提供)
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2011年9月19日(月) 半田運動公園陸上競技場
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
エレコム神戸ファイニーズ
14
13
14
44
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
エレコム神戸
1
11:50
FIELD GOAL
#80
28



サイクロンズ
2
7:47
PASS
#2小山 → #89新城
8
K
#43山口
G
エレコム神戸
2
9:57
RUSH
#30
45
K
#24
G
エレコム神戸
2
10:30
INTERCEPT RETURN
#21
59
K
#80
G
エレコム神戸
3
9:36
RUSH
#23
5
RUSH
#23
NG
エレコム神戸
3
11:55
FUMBLE RECOVER
#53
74
K
#80
G
エレコム神戸
4
10:38
RUSH
#33
8
K
#80
G
エレコム神戸
4
11:40
RUSH
#30
10
K
#80
G
●スタッツ

サイクロンズ
エレコム神戸
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
13(8-4-1)
16(11-4-1)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
77yds(31-9-4)
51yds(14-4-3)
ラン(回数−獲得yds)
26-98yds
32-213yds
攻撃(回数−獲得yds)
57-175yds
46-264yds
反則(回数−喪失yds)
16-▲61.5yds
5-▲40yds
ファンブル(回数−喪失)
1-1
2-2
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-1
TIME OF POSSESSION
25:42
22:18
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今回は前年度3位扱いのエレコム神戸を初のホームゲームで迎えました。

まずは我々のストロングポイントでどこまで相手に対することができるか、チーム全員でプランニングして臨みました。
相手はほぼスカウト通りであったため、プランを一つ一つ遂行することで着実にリズムを作り、逆転のタッチダウンを生み出すことが出来ました。
しかしその後は不用意な反則やターンオーバーがあり、残念ながら敗戦となりました。
イージーなミスがとにかく多く、日頃の取り組みからもう一度やり直さねばならないと痛感しました。

ただ、全員が意識することで確実に改善できるものばかりです。
まだまだ我々の挑戦は始まったばかり、次に必ず繋げたいと思います。

今回は愛知県半田市の開催にあたり、多くの方にご尽力いただき、誠にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
そして本当に多くの方に足をお運び頂き、ありがとうございました。
今回は皆様に勝利を届けることが出来ず、本当に悔しい限りですが、必ずや感謝の一勝を皆様に届けます。
今後とも何卒よろしくお願い致します。

地元愛知県でのエレコム神戸との試合でしたが、相手のミスをいかせず、また相手にはミスに付け込まれるゲーム展開となってしまいました。
ご来場いただきました多くの皆様には、大変不甲斐無い試合をお見せすることになってしまい、申し訳なく思います。

ゲームのターニングポイントは前半サイクロンズが逆転した直後のシリーズで与えなくてもよかった一発タッチダウンを与えてしまったプレーだと思います。
傾きかけたモメンタムを無条件に相手に譲り渡しししまい、ゲームの中の単なる1プレー以上の大きな意味を持つプレーになってしまいました。

一方では相手のパスをインターセプトも出来、パスに関してはある程度イメージ通りでしたが、やはりランプレーが止まらなくては話になりません。

次節に向け、基本的な姿勢を修正していくことが必須と思われます。

谷川監督
点差ほどに能力の差はない。
フットボールの基礎体力的な差。
ベンチワークの差。

なぜ、タックルがきまらないのか。
なぜ、インターセプトをした後でサイクロンズはタッチダウンを奪われ、サイクロンズはタッチダウンを奪えないのか。
なぜ、不要なタイムアウトをとる必要があったのか。
なぜ、交代違反が散発したのか。
なぜ、フォルススタートが散発したのか。

チェックをどうするか、誰が何をするのか。
優先を決めてやりきるしかない

●ゲームレポート
9月19日、サイクロンズが望み続けた地元愛知での秋季リーグ戦。 相手はエレコム神戸ファイニーズ。
過去に勝利したことがない相手とはいえ、「感謝の一勝」をあげるためには絶対に負けることは許されない。
心配された雨は杞憂に終わり、真夏を思わせる日差しが照りつける半田運動公園にて、これまで味わったことのない大観衆の声に押されて、ホームゲームの幕が切って落とされた。

サイクロンズのリターンにより試合開始。
オフェンスを率いるのはQB#2小山(京産大)、積極的にパスを放つも通らず3rd & out。
代わったディフェンスも全く危な気なく3rd & outとする。
自陣20ヤードから始まったサイクロンズオフェンス、パスが失敗する中、QB#2小山(京産大)がオプションプレー、スクランブルランと孤軍奮闘し前進を試みるが、2回の1stダウン獲得でストップ、パントも振わず自陣内で相手にボールを渡すことになってしまう。
サイクロンズディフェンスは、ランを軸に攻められズルズルと前進を許す。
しかし、自陣15ヤードで相手のQBランを止めて踏ん張り、フィールドゴールに抑えた。(0-3)

先制を許したサイクロンズ、自陣25ヤードからオフェンス、RB#33森川(名城大)のランプレーで1stダウン獲得するも続かずパント。
第2Qに入り、再度のサイクロンズオフェンス、敵陣に入り3rdダウンから試みたパスは相手ディフェンスにインターセプトされてしまう。
しかし、ここでLB#5金高(名院大)がお返しのインターセプト!
再びボールを持ったサイクロンズオフェンス、WR#23水谷(金沢大)へのパス、QB#2小山(京産大)のキーププレーでゴール前に迫り、最後はWR#89新城(中京大)へのパスが決まりり、タッチダウン!
待望の得点を奪い、逆転に成功する。(PAT成功、7-3)

ここから一気に流れに乗るかと思われた矢先、サイクロンズディフェンスは相手のランを全く止められず、たった5プレーで再び逆転を許す。(PAT成功、7-10)

さらにキャッチアップを焦るオフェンスがパスをインターセプトされ、そのままエンドゾーン運ばれてしまう。(PAT成功、7-17)

前半残り時間を使ったオフェンスも最後はインターセプトされ、束の間の逆転劇の余韻も感じることができないまま、完全にゲームの流れを相手に奪われ前半を終了した。

サイクロンズのキックオフで後半開始。
前半の悪い流れを引きずったままランパスで前進を許すディフェンス。
自陣への侵入を許したところで、相手のパスをDB#32成田(名古屋大)がインターセプト! 敵陣28ヤードまでボールを運び、反撃の狼煙をあげたと思いきやオフェンスがボールをファンブル。
気落ちしたディフェンスに相手のランを止める意思は見られず、タックルミスをひたすら繰り返し、敵陣25ヤードからランのみでタッチダウンを許す。(PAT失敗、7-23)

反撃を試みたいオフェンスだが、ランが出ずに3rd & outでパント。
P#43山口(金沢大)が蹴ったパントを相手のリターナーがキャッチミス、サイクロンズがリカバーし、敵陣27ヤードから千載一遇のチャンスを得る。
しかし、ここでまたしてもオフェンスがボールをファンブル、さらに相手にリカバーされただけでなく、そのままエンドゾーンに運ばれ最悪のリターンタッチダウン。
追いつけるはずの相手ディフェンス選手の背中を追い続ける者は皆無、という意識の低さがそのまま点差の拡大に結びついて行く。(PAT成功、7-30)

最終第4Qに入り、もはや死に体のオフェンスは、ここまで何とか持ちこたえてきたOL陣が完全に崩壊しパスプロテクションをキープできない。
次々と面白いように相手DLにQBサックを決められボールを失う。

ディフェンスはDB#41児玉(中京大)がパスをインターセプトするも、オフェンスがすぐにインターセプトされ返す。
ゲームを通じて全く相手のランを止めることができず、棒立ち状態。
「何もできない」という言葉が相応しい状態のまま、この後も2本のタッチダウンを許した。(いずれもPAT成功、7-44)

終わってみれば、サイクロンズの勝利を楽しみに足を運んでくれた大観衆の前で7-44の惨敗。
「なす術もなく敗れた」とはこのことを言うのであろう。
チャンスをミスに変え、ミスを確実に得点に繋げられた。
これがこの点差につながっている。
ゲームのターニングポイントはいくつもあった。
逆転した流れを掴めなかったディフェンスのラン対応のマズさ、ファンブルリカバーやインターセプト後に簡単にボールを手放すオフェンスのミス、あげればキリが無い。

選手たちは、この大観衆を前に喫した屈辱をどう感じているのであろうか?
これまで喫してきた数々の敗北の一つとして片付けているのであろうか?
もしそうだとしたら、もはやサイクロンズというチームが地域に支えられXリーグを戦うことを目的として存在する意義はない。
地元で失った信頼を回復することは容易では無い。
我々サイクロンズは、ここ半田の地で大きな支えを失ったことだけは確かである。

まだリーグ戦は2ndステージも含めて続いて行く。
もちろん否応なしに入替戦を視野に入れた戦いを強いられるだろう。
この先の一つ一つの戦いに何を賭けて戦って行くのか。
積み重ねの先にしか勝利という結果はない。

フィールドでプレーする選手の後ろに、どれだけの人々の想いが重なっているのかを改めて感じた一日であった。

最後に、このゲームに足をお運び頂いた多くの皆様に感謝をするとともに、暖かい声援を最後まで送ってくださったことに対して惨敗の結果しかお届け出来ずなかったことに慚愧の念を禁じ得ません。本当に申し訳ありませんでした。

(Reported by 事務局 滝田)

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2011年10月1日(土) 王子スタジアム
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
パナソニックインパルス
14
28
14
14
70
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
パナソニック
1
0:46
RUSH
#4
58
K
#15
G
パナソニック
1
8:41
PASS
#8 → #44
5
K
#15
G
パナソニック
2
2:41
RUSH
#4
1
K
#15
G
パナソニック
2
5:13
RUSH
#34
5
K
#15
G
パナソニック
2
8:00
RUSH
#3
69
K
#15
G
パナソニック
2
10:11
RUSH
#18
35
K
#15
G
パナソニック
3
7:04
RUSH
#4
4
K
#15
G
パナソニック
3
8:57
PUNT RETURN
#22
60
K
#15
G
パナソニック
4
9:22
RUSH
#3
29
K
#15
G
パナソニック
4
10:34
RUSH
#4
66
K
#15
G
●スタッツ

サイクロンズ
パナソニック
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
4(3-0-1)
25(19-6-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
0yds(15-2-0)
145yds(15-10-0)
ラン(回数−獲得yds)
24-43yds
38-425yds
攻撃(回数−獲得yds)
39-43yds
53-570yds
反則(回数−喪失yds)
1-5yds
2-18yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
1-0
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-0
TIME OF POSSESSION
20:34
27:26
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今回は自他共に認める日本一のチーム、パナソニックとの一戦でした。
苦戦を強いられるのは覚悟の上で、前回の反省である、つまらない反則をなくすこと、自分のプレイを遂行することに集中しました。

中々大きなゲインはさせてもらえませんでしたが、オフェンスの反則ゼロ、ランプレイも光明が見えました。

今後は絶対に負けられない戦いが続きます。
今回のトップチームとの体験を生かし勝利を目指します。

X上位のRBに対応できていない。
エレコム戦比べて、最後まであきらめないという姿勢は変えられたと思う。
タックルできる間合いは、スピード感溢れるブロッカーとすぐれたRBとのマッチアップで学べる。

早くこのレベルに全選手が行けることを信じます。

谷川監督
選手の集中力が切れなかったことは素晴らしかった。

なすすべがなく・・・・・本当か?

日本トップクラスのチームではあるが、昨年も試合をやっている。
未知の世界ではなくすでに知っているはず。
つまらないミスは無かったが、本質的なミスが多かった。

「0−70」ではなく「0−63」にするためには何をするべきか、「0−56」にするためには何をするべきか。

一気にトップクラスとの差が小さくなるなんてことはありえない。
もがいて、苦しんで、少し差が詰まる。

練習の場をシミュレーションの場にして、努力に見合った結果を作っていきたい

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2011年10月10日(月) キンチョウスタジアム
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
アズワンブラックイーグルス
10
17
27
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アズワン
2
0:07
RUSH
#19
1
K
#1
G
サイクロンズ
2
6:15
FIELD GOAL
#65 山口
18



アズワン
2
11:31
FIELD GOAL
#1
23



アズワン
4
1:35
FIELD GOAL
#1
29



アズワン
4
8:48
RUSH
#31
17
K
#16
G
アズワン
4
9:31
RUSH
#44
2
K
#16
G
●スタッツ

サイクロンズ
アズワン
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
2(1-1-0)
19(10-7-2)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
27yds(21-5-1)
131yds(29-14-1)
ラン(回数−獲得yds)
17-31yds
37-135yds
攻撃(回数−獲得yds)
38-58yds
66-266yds
反則(回数−喪失yds)
7-▲46yds
3-▲15yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
1-1
フィールドゴール(回数−成功)
1-1
3-2
TIME OF POSSESSION
16:26
31:34
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今回は、ショートパスと早いランプレーでコツコツとドライブをしながら、少ない得点機をものにすることを考えて臨みました。

相手ディフェンスはスカウティング通りでしたので、ほぼゲームプラン通り進めることができましたが、不用意な反則とQBの負傷によりリズムを悪くしてしまった部分もあり、得点につなげることができませんでした。
後半は第4Qを追い風にして、攻める選択をし、第3Qはランプレーでフィールドアドバンテージに終始し、ディフェンスも最小失点で収めてくれましたが、大事なところでのパスキャッチミスもあり、逆転に至ることができませんでした。

ランプレーは前節よりも精度も高まり、タイミングも良くなってきたので、今後はパスの成功が勝利の成否を握っています。

次節に向けて、パスの精度をあげるようしっかりと準備し少ない得点機を確実にものにできるようにしていきたいと思います。

春は接戦に持ち込み良いゲームができたので、今回は無失点を目標にしました。

前半は何とか集中力を切らさずに辛抱できましたが、後半に入り要所でパシュートが甘くなり、修正出来ずに不用意なロングゲインを許し、ズルズルとドライブされてしまいました。
手の届かないチームではなかっただけに、集中力を保てなかったことが悔やまれます。

残された時間はわずかですが、ゲーム中の集中力の維持に努めていくようにします。

●ゲームレポート
リーグ戦も第4節を迎え、2ndステージに向けた順位争いが激しくなってくる時期となった。
前節、パナソニックに完敗を喫したサイクロンズ、2ndステージを少しでも優位に進める為には、ここで負けるわけにはいかない。
相手のアズワンは、前節第4Q終了間際に逆転され、それをわずか1分で再逆転したチームである。
Xリーグでの勝ち方を知る相手に対してどう勝利をもぎ取るのか、正念場のゲームが始まった。

サイクロンズのリターンで試合開始。
ゴール前70ヤードからの最初のオフェンスは、3rd & outに終わる。
続くディフェンスは相手QBをサックに仕留めパントに追い込むが、ここでパンターへの反則を犯し1stダウンを献上してしまう。
その後の攻撃はパントに追い込むが、このミスにより自陣奥深くからのオフェンスをしいられることになってしまう。
ゴール前80ヤードからの攻撃は、3rdダウンのパスを成功させたもののここも反則でパントに追い込まれる。
ここで相手の激しいラッシュにパンターのキックのポイントがずれ、ゴール前33ヤードからのディフェンスとなってしまい、結果的に相手に前進を許すこととなってしまった。
その後は相手のショートパスからのラン、オープンのランを立て続けに決められゴール前に攻め込まれる。
第2Qに入ったところで、相手のランブレーによりタッチダウンを献上する。(PAT成功、0-7)

サイクロンズのリターンで試合再開。
1stダウンでRB#33森川(名城大)のランによりゲインを奪うものの、その後が続かずパントへ。
ここでディフェンスにビッグプレーが生まれる。
相手RBの中央ランプレーをLB#52川西(中京大)がタックル、そのままボールを奪いファンブルリカバー、ゴール前27ヤードという絶好の位置でオフェンスにボールを渡す。
ここで意気あがるオフェンスは、RB#33森川(名城大)のランで一気にゴール前10ヤードへ。
さらにQB#2小山(京産大)のスクランブルでエンドゾーン手前2ヤードまで進む。
しかし、このプレーで小山が負傷退場となり、その後を受けたQB#14渡邊(金沢大)はランプレーを試みるがあと1ヤードが奪えず、絶好のチャンスを逃す。
ここはk#65山口(金沢大)がフィールドゴールを決め、3-7と追い上げる。

サイクロンズのキックにより試合再開。
ゴール前64ヤードからの相手オフェンス、サイクロンズディフェンスは要所でパスを決められゴール前に攻め込まれる。
ゴール前の相手のランプレーは何とかしのぎ切り、フィールドゴールへ。
これは決められてしまうが、最小限の失点で前半を折り返す。 (3-10)

サイクロンズのキックにより後半開始。
ゴール前55ヤードからの相手オフェンス、立て続けにパスとランを決められるが、ここで相手QBが負傷退場。
勢いを失った相手をフィールドゴールへ、さらにキックを失敗に追い込む。
替わったオフェンスは、前進はかなわずパントへ。
ゴール前69ヤードからの相手オフェンス、ここでもディフェンスはランプレーを止められず、ズルズルと前進を許す。
第4Qに入り、ゴール前15ヤードまで侵入されるが、ここでディフェンスが踏ん張りフィールドゴールへ。
しかし、このフィールドゴールは決められてしまい、リードを広げられてしまう。(3-13)

サイクロンズのリターンで試合再開。
ゴール前74ヤードからのオフェンスは3rd & out。
ゴール前56ヤードからのディフェンスは、自陣への侵入を許すもパントへ。
ここで相手にナイスパントを蹴られてしまい、ゴール前93ヤードまで押し込まれてしまう。
3rd & outとなった後のディフェンスは、先ほど相手をパントに追い込んだ位置からの再開。
集中力を切らしたディフェンスは3回のランプレーでタッチダウンを献上してしまう。(PAT成功、3-20)

キャッチアップしたいオフェンスはゴール前66ヤードからの攻撃だったが、2度のQBサックで自陣へのエンドゾーン手前まで戻されてしまう。
果敢に4thダウンギャンブルを試みるがパスは失敗。
ゴール前1ヤードからのディフェンスは耐えきれずにタッチダウンを献上、リードをさらに広げられてしまった。(PAT成功、3-27)

その後、DB#32成田(名古屋大)がインターセプトを決めてボールをオフェンスに渡すが、インターセプトを奪い返されて万事休す。
勝利への階段はまたしても遠のいてしまった。

得点差ほどの力の差があったのかどうか、それは不明である。
だが、勝ち方を知っているチームと負け癖がついてしまったチームの勢いの差がここで如実に表れてしまったことは間違いない。
昨年から続く、長い長いトンネルの出口は見えない。
次節は全敗同士の順位決定戦。
しかし同じ全敗でもそのゲーム内容には雲泥の差がついている現状に対して、どこに勝機を見出すのか。
サイクロンズの底力を見せて欲しい。

(Reported by 事務局 滝田)

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2011年10月22日(土) キンチョウスタジアム
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
17
30
富士ゼロックスJ-Stars
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
1
11:27
RUSH
#33 森川
24
K
#65 山口
NG
富士ゼロックス
2
4:50
PASS
#8 → #97
27
K
#87
G
サイクロンズ
2
11:22
RUSH
#9 井戸
1
K
#65 山口
G
サイクロンズ
4
3:55
FIELD GOAL
#65 山口
29



サイクロンズ
4
9:40
RUSH
#7 加藤(義)
3
K
#65 山口
G
サイクロンズ
4
11:41
RUSH
#33 森川
1
K
#65 山口
G
●スタッツ

サイクロンズ
富士ゼロックス
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
13(13-0-0)
11(3-8-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
9yds(4-1-0)
152yds(19-13-2)
ラン(回数−獲得yds)
42-212yds
24-69yds
攻撃(回数−獲得yds)
46-221yds
43-221yds
反則(回数−喪失yds)
5-▲30yds
4-▲50yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
1-1
フィールドゴール(回数−成功)
1-1
0-0
TIME OF POSSESSION
26:11
21:49
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今節は昨年の入替戦で敗北を喫せられた、富士ゼロックスとの試合でした。
我々は本来なら、彼らに負けて今期はX2でのシーズンでした。
よって、彼らに勝つ事で我々がXリーグにいる権利を得るという、強い想いで臨みました。

試合はシーズン途中より、精度が上がって来たランプレイを中心に攻めるプランでした。
前半、ラインとレシーバーの献身的なブロックにより、何とか少ないチャンスをものに出来ましたが、やはり後半は相手にアジャストされ、まだまだ力不足を感じます。
それでも、少ない得点機を確実に得点した事は賞賛に値すると思ってます。

同じことが通用するほど2ndステージが甘いものでない事は、昨年の経験でよくわかってます。
更なる精進を重ね、Xリーグ残留を自らの力で勝ち取りたいと思います。

リーグ戦での5位決定戦となる重要な試合が行われました。
今回は、今シーズン1回も達成できていない完封勝利を目標に格上である相手に対して常にチャレンジャー意識を失わないよう心掛けてゲームに挑みました。

前半は一進一退の攻防が続き、全く気を抜けない展開でしたが、後半は相手にミスにも助けられ、優位にゲームを進められたと思います。
しかしながら、ロングパスにてまたも失点を許してしまったことは、次のゲームでの大きな課題であります。

2ndステージも全力でチーム一丸で戦いますので、引き続き応援の程よろしくお願いします。

谷川監督
今季やってきたことが無駄ではなかったことが証明できた試合であり、非常に嬉しい一勝である。

昨年のこの時期には怪我人が多く試合前から不安であり、目の前に集中できないチーム状況であった。
身体作りの重要性を再度確認できたと思う。

攻撃チームのランプレーの精度が上がってきており、守備チームでは一発タッチダウンがあったものの修正可能と考えている。
2ndステージの対戦で上記が本物かどうかわかる。

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2011年11月12日(土) EXPO FLASH FIELD
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
23
富士ゼロックスJ-Stars
16
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
1
6:55
RUSH
#33 森川
8
K
#65 山口
G
富士ゼロックス
1
8:34
PASS
#8 → #97
12
PASS
#11 → #97
G
サイクロンズ
2
8:17
SAFTY





サイクロンズ
2
13:11
RUSH
#9 井戸
2
K
#65 山口
G
富士ゼロックス
2
14:35
RUSH
#8
3
PASS
#8 → #81
G
サイクロンズ
4
3:30
RUSH
#9 井戸
11
K
#65 山口
G
●スタッツ

サイクロンズ
富士ゼロックス
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
13(13-0-0)
9(5-3-1)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
0yds(2-0-0)
95yds(21-7-2)
ラン(回数−獲得yds)
58-264yds
27-61yds
攻撃(回数−獲得yds)
60-264yds
48-156yds
反則(回数−喪失yds)
4-▲22yds
6-▲20yds
ファンブル(回数−喪失)
4-3
3-2
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
0-0
TIME OF POSSESSION
36:41
23:19
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
一部残留及び、四位決定戦に向け、絶対に負けられない試合となりました。
前節勝利しているとはいえ、相手も前節に勝利しているため、前回とは全く違うチームと対戦するつもりで臨みました。

前節、ランプレイ中心のゲーム展開をしたので、相手もそれに対して対策を十分に練ってくることが予想されました。
しかし、今回もオフェンスチームが戦略を十分理解し、覚悟を決めて戦えたことにより、勝利することが出来ました。
今回私は、的を絞らせないようにするだけで、あとは全員がそれに全て結果を出してくれました。
感謝したいと思います。

しかしまだ挑戦は終わってません。
富士ゼロックスはうちには負けましたが、一部常連であるエレコム神戸に我々よりも先に勝利しました。
ホームゲームでの屈辱を必ず晴らしたいと思います。
今シーズン最後の挑戦への応援をよろしくお願い致します。

一部残留をかけた「最も重要なゲーム」となったゼロックスとの再戦に勝利でき、非常に嬉しく思います。

今回の勝因は、やはりシーズン開始から目標としていた「ディフェンスチームで優位なフィールドポジションを与える」ことが出きた点だと思います。
川西選手のファンブルフォースや奥村選手のインターセプトからのリターンロングゲイン。
これらはXリーグで戦う上では不可欠な要素です。
また、ゲームを通じて集中力を切らさなかっらこととも今回勝てた大きな要因でした。

次節は、半田でのホームゲームで惨敗を喫したファイニーズと再戦できることになり、非常に楽しみです。
次も当然勝ちに行きますので、皆さん応援よろしくお願いします。

谷川監督
お互いのチームが大切なところでのミスがあり、どちらに転ぶかわからない試合だったと思う。

最後は、なんとか1タッチダウン差で逃げ切れることができた。
スタッフ、選手の努力を称えたいと思う。

2ndステージでの2勝目を狙うべく、23日のエレコム戦に挑戦していきたいと思う。

●ゲームレポート
リーグ戦1stステージが終了し、サイクロンズは第5位。
前節の1stステージ最終節で富士ゼロックスJ-Starsに勝利し、Xリーグ秋季リーグ戦で初勝利を飾ったが、その余韻や安心感はどこにもない。
なぜなら、先週より始まった2ndステージにおいて、その富士ゼロックスがエレコム神戸ファイニーズ(1stステージ第4位)に3-6で勝利を収めたからである。
入替戦回避に向け勢いに乗る相手チームに対してどう立ち向かうのか、前節の勝利の真価が問われるサバイバルマッチの幕が切って落とされた。

コイントスで勝利したサイクロンズだが、後半のチョイスを選択する。
富士ゼロックスのリターンにより試合開始。
サイクロンズディフェンスは、相手オフェンスのパスを封じ3rd & out、すぐにオフェンスにボールを渡す。
ゴール前72ヤードからボールを受け取ったサイクロンズオフェンス。
QBには前節同様に#14渡邉(金沢大)が入りランプレーを続けるが1stダウン更新には至らずパント。
ここでビッグプレーが飛び出す。
替わったサイクロンズディフェンスは、最初のランプレーに対しLB#65山口(金沢大)がタックル、そこにLB#52川西(中京大)が相手RBからボールを掻きだし、そこに走り込んだDB#32成田(名古屋大)がボールをリカバー!
ゴール前27ヤードと絶好の位置でオフェンスにボールを渡すことに成功した。
ここでオフェンスはRB#33森川(名城大)が中央ラン、そして最後はオプションプレーからオープンを駆け上がりタッチダウン、先制に成功する。(PAT成功、7-0)

サイクロンズのキックにより試合再開。
サイクロンズディフェンスは、相手にパスを通されるも3rd & outでパントに追い込む。 しかしここでサイクロンズに痛恨のミス。
相手パントをリターナーがファンブル、これを富士ゼロックスにリカバーされ、ゴール前14ヤードから攻撃権を与えてしまう。
サイクロンズディフェンスはここでパスを決めらてしまいタッチダウン、さらにPATでもフェイクパスを決められ逆転を許す。(PAT成功、7-8)
勝利への執念を見せる相手に押される展開となってしまう。

サイクロンズのリターンにより試合再開。
リターナー#3森下(金沢大)の好リターンによりゴール前56ヤードからのオフェンス。 フレッシュを奪い前進するも、その後の反則により罰退を強いられる。
RB#20加納(東北工大)がランでゲインを奪うものこり7ヤード、ここで選択したオプションプレー、QB#14渡邉からのピッチが乱れ、ゼロックスにリカバーされてしまう。
その後はお互いに決め手を欠き第2Qへ、サイクロンズオフェンスがQBに入った#3森下やRB#33森川の積極的なランで敵陣に侵入するもフレッシュが奪えずパント。
ここでP#83馬淵が絶妙なパントをみせ、ゴールまで96ヤードと相手エンドゾーン手前に押し込む。
本日絶好調のディフェンス陣、相手のランプレーを封じると、パスを試みようとした相手QBをブリッツで入り込んだLB#65山口がハードタックルし、ファンブル!
落ちたボールは相手QBが何とか確保するものの、セーフティーを奪い再度逆転に成功する。(9-8)

再びサイクロンズのリターンにより試合再開。
ここはオフェンスが振るわず3rd & out、しかし替わったディフェンスがまたここでビッグプレー。
キャッチアップを急ぐ相手オフェンスのパス攻撃をDB#13奥村(名古屋大)が背面キャッチでインターセプト!そのまま一気にフィールドを走る。
ディフェンス陣のサポートブロックに支えられ、タッチダウンは奪えなかったもののゴール前10ヤードまでボールを運び、オフェンスに託す。
オフェンスはRB#33森川が駆け上がり残り2ヤード、最後はRB#9井戸(富山大)が中央にダイブしタッチダウン、相手を突き放す。(PAT成功、16-8)

サイクロンズのキックにより試合再開。
前半残り時間は1分40秒、ここで安心したのかディフェンスに手痛いミスがでる。
2ミニッツオフェンスを仕掛ける相手に対してDL陣がハードラッシュをかけるもかわされスクランブル、ここでスクランブルに目を奪われDBがWRのマークを外したところに通されてしまう。
続いても相手WRをカバーしきれずさらに1本のパスを奪われ、ゴール前に迫られる。
ランプレーは何とか止めるも、パスプレー中に反則を犯しさらに前進を許し、最後は相手QBに走り込まれタッチダウン、さらにPATも再度のパスプレーを止められずに同点に追いつかれてしまう。(PAT成功、16-16)
最悪の形で前半を終えることとなった。

サイクロンのリターンにより後半開始。
サイクロンズオフェンスは3rd & out、替わった相手オフェンスは前半最後の勢いをそのままに次々とゲインを重ねゴール前15ヤードまで迫る。
相手のスィーププレー、相手RBがボールを持ちかえる際にファンブル、そこに主将DL#93西(和歌山大)が走り込みボールをリカバー!窮地を脱する。

替わったオフェンスは徹底したランプレーで時間を消費しながら前進、ゴール前30ヤードまで迫るも攻めきれずパント。
第4Qに入った最初のプレー、相手のパスに対して、OLのパスプロテクションを外したDL#99原(宮崎大)がQBサック!このプレーで大きくロスさせ、そのままパントに追い込む。
敵陣内でボールを受け取ったサイクロンズオフェンス。
QBに入った#3森下がゴール前に一気に駆け上がるも、両チームの反則により相殺され元の位置から再度のプレー、今度は#20加納がピッチを受け一気にゴール前14ヤードまでボールを運ぶ。
最後はRB#9井戸が相手のタックルを突き飛ばしながら中央突破、タッチダウンを奪い再度相手を突き放すことに成功する。(PAT成功、23-16)

サイクロンズのキックにより試合再開。
サイクロンズディフェンスは、相手の攻撃を完全に封じる。
DL#93西のQBサック、DL#66大西(南山大)のロスタックルでまったく前進を許さずパントへ、その後替わったオフェンスがボールをファンブルするもまったく動じず相手オフェンスをシャットアウト。
自陣ゴール前でボールを受け取ったオフェンスは、RB#33森川が起死回生のランでレッドゾーンを脱し、時間をかけながらボールを前に進める。
タッチダウンには至らなかったが、相手のタイムアウトを全て消費させる素晴らしいボールコントロールオフェンスをみせる。

パントにより攻守交代し、残り1:30秒。
ここで相手QBが投げたボールをDB#41児玉(中京大)が相手WRの前に走り込んでインターセプト!ボールをオフェンスに託して歓喜の瞬間を待ちわびる。
最後は、QB#14渡邉がしっかりとニーダウンし時間をイート、23-16で勝利を飾り、この時点で入替戦回避、Xリーグ残留を決めた。

サイクロンズがXリーグに初めて昇格したのは2007年。
それから足掛け5年の歳月を費やし、ついにリーグ戦で結果を残すことができた。
正QBの負傷と言うピンチにあってもチーム全体で勝利を追求し続けた結果が、この勝利である。
来季もXリーグで強豪相手に切磋琢磨できることを素直に喜びたい。

リーグ戦を通じてチームは大きく成長した。
昨年の入替戦のリベンジは果たしたが、まだシーズンは終わっていない。
1stステージ、ホームゲームで辛酸を嘗めさせられた相手、それがエレコム神戸ファイニーズである。
ホームで受けた借りは必ず返さなくてはならない。
この勝利の喜びを忘れず、モチベーションを維持して、9月19日の時とはひと味もふた味も違うチームになったことを証明してほしい。

(Reported by 事務局 滝田)

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2011年11月23日(水) EXPO FLASH FILED
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
エレコム神戸ファイニーズ
10
17
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
エレコム神戸
1
12:27
RUSH
#33
1
K
#80
G
エレコム神戸
3
4:55
RUSH
#33
1
K
#80
G
エレコム神戸
3
13:23
FIELD GOAL
#80
28



●スタッツ

サイクロンズ
エレコム神戸
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
8(5-3-0)
18(16-2-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
42yds(13-4-4)
55yds(11-6-2)
ラン(回数−獲得yds)
31-114yds
57-251yds
攻撃(回数−獲得yds)
44-154yds
68-306yds
反則(回数−喪失yds)
2-▲5yds
1-▲5yds
ファンブル(回数−喪失)
1-1
1-1
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-1
TIME OF POSSESSION
22:43
37:17
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
今回のゲームは今季最終戦とわかった状況で臨む、大切な四位決定戦となりました。
6チームしかないリーグで、四位と五位では大きな違いがあります。
また、この試合に勝っても負けても今季終了という状況の試合こそ、フットボーラーとしてのプライドが問われる試合となります。
ホームゲームの屈辱を返すべく、必勝で臨みました。

今回は今季大きく成長したグラウンドアタックに加え、その裏のプレイがどこまで通用するかが、鍵になりました。
時折よいパスもあり、プラン通りに行く展開にもなりましたが、あと1ydsが届かずにドライブ出来ず、相手に多く攻撃権を与えてしまい、残念ながら敗戦となりました。

来季に向けて、やはりしっかりボールコントロールすること、ターンオーバーを減らすこと、そしてその中にもリスクを犯してチャレンジすることを大切にしていきたいと思います。

残念ながら、四位は勝ち取れませんでしたが、新たな一歩は踏み出せました。
これからまた一つ一つ、歴史を作っていきたいと思います。

今季、本当に多くの方に支えて頂き、ご声援を貰い、本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
来季も変わらぬご支援ご声援を何卒よろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。

今シーズン最終戦は、9月に地元愛知で完敗を喫したエレコム神戸とのゲームでした。

序盤戦で、パントのボールが味方に当たり相手にリカバーされるといった不運なアクシデントで7点をとられたものの、良く持ちこたえて守れたと思います。

後半は直後のキックリターンでロングゲインを許してしまい、そのシリーズで追加点を取られるといった展開となりました。

ゲームを通じては、今シーズンの課題でありました一発タッチダウンを防げたという点など収穫はありましたが、まだまだ力は相手が上でした。

一年間サイクロンズを応援いただきました、サポートスポンサーの皆さまサイポーターの皆さま、並びに応援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
来年も引き続き応援よろしくお願いします。

谷川監督
なんとか勝ちたかったが、まだ本当の力がついていない。
来年は、3年目になる。
形になってきたところも多くあるため、欠点の修正ではなく良いところを伸ばしていけるようにしたい。

一年間応援いただきまことにありがとうございました

●ゲームレポート
Xリーグ2ndステージもこのゲームを残すのみとなった。
共に入替戦を回避し、順位決定戦となったこのゲーム。
サイクロンズにとっては9月に行われたホームゲームでの屈辱を晴らす絶好のチャンスである。

サイクロンズのリターンにより試合開始。
当初は互いに3rd & outを繰り返す展開だったが、サイクロンズに痛恨のミスが発生する。
相手パンターの蹴ったボールが、リターナーをタックルするべく走っていたディフェンスの選手の足元に当たりフリーボールに。
転がるボールを押さえたのはエレコム神戸。
ゴール前20ヤードの位置で攻撃権を奪われてしまった。
位置消沈したディフェンス陣は、パスで一気にゴール前6ヤード、そこから4thダウンまで粘り、フィールドゴールにとどめる。
しかし、エレコム神戸はここで一旦タイムアウトを要求。
ランプレーがゲインを奪っている状況を見極めプレーに変更、サイクロンズディフェンスはオフタックルを突かれ先制のタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-7)
ミスから得点につなげられてしまう、今季を象徴する最悪のパターンとなってしまった。

サイクロンズのリターンで試合再開。
サイクロンズオフェンスは、前節と同様にQBを#14渡邉(金沢大)、#3森下(金沢大)、#33森川(名城大)と切り替えて攻撃するが進まずに3rd & out。
パントもミスキックとなり、中央付近からのディフェンスとなる。
ここでディフェンスにビッグプレーが生まれる。
3rdダウンからのエレコム神戸のオプションプレー、相手QBからピッチされたボールをLB#5金高(名院大)が空中ではたき落としファンブル、そのボールをサイクロンズがリカバーする。
替わったオフェンスは、一度の1stダウン更新を成功させるが続かずパント、タッチバックとなりゴール前80ヤードからエレコム神戸の攻撃となる。
すぐに攻撃を終わらせたいところであったが、エレコム神戸の徹底したランアタックを全く止めることができず、四度の1stダウン更新を奪われ、ボールをゴール前30ヤードまで運ばれてしまう。
3rdダウンロングとなったシチュエーションで、一気にタッチダウンを狙おうと、このシリーズ初めてパスを投じたエレコム神戸であったが、このパスはエンドゾーン内で相手WRと競り合ったDB#21古田(和歌山大)が技ありのインターセプト、何とか何を逃れた。

タッチバックによりゴール前80ヤードからのロングドライブを余儀なくされたサイクロンズオフェンスだったが、ここでRB#7加藤(義)(中京大)、#9井戸(富山大)のラン、QB#14渡邉からWR#3森下、#4藤尾(北海道医療大)、#89新城(中京大)へのパスでこちらもゴール前25ヤードに迫った。
残り時間はわずか、ここでQB#14渡邉の放ったパスは相手DBにインターセプトされてしまう。
キャッチアップすることができずに前半が終了した。

サイクロンズのキックで後半開始。
前半同様にエレコム神戸のランストップができないサイクロンズディフェンスは、ランのフェイクからのパスも通され一気にゴール前へ、最後は再度オフタックルを突かれて追加点を奪われてしまう。(PAT成功、0-14)
キャッチアップするつもりが、さらに突き放されてしまった。

サイクロンズのリターンで試合再開。
サイクロンズのオフェンスは3rd & out。
ここでパンター#83馬淵(中京大)のナイスパントにより相手陣5ヤードまで押し込むが、ディフェンスはランを全く止めることができない。
途中のパスは何とか止るが、相手QBのキーププレーに対応できずゴール前7ヤードまで攻め込まれる。
ここは何とか踏ん張りタッチダウンこそ奪われなかったが、4thダウンでフィールドゴールを決められ、さらに突き放されてしまう。(0-17)
得点と共にロングドライブで時間も使われてしまった。

最終第4Qに入り、インターセプトや4thダウンギャンブルストップなど、互いのディフェンス陣が力を発揮する。
この間にもう時間は刻一刻と過ぎ去り、最後はパスをインターセプトしたエレコム神戸がランで時間を使い切りゲームオーバーとなった。

結果は0-17、「なす術もなく敗れた」前回の対戦より点差は縮まったかにみえるが、ゲーム内容は完敗だった。
ディフェンス陣のタックルは腰が高く、ミスを連発した。
オフェンスはRBが粘り強いランを展開するも、キャッチアップを急ぐ展開により、パスをインターセプトされて攻撃を断ち切られてしまった。
サイクロンズが勝利するための展開ができなかったことが全ての原因であった。
たった一つのミスからゲームの流れを取り戻すことができなかったと言え、これが来季以降の最大の課題となるだろう。

これでサイクロンズの2011年シーズンは終了した。
来季もXリーグで戦うことができることに満足せず、さらに一つでも上を目指さなければこのリーグで生き残ることはできない。
すでに2012年シーズンは始まっている。
チーム力を向上させるためにも、選手個人のトレーニングはもちろん、新たな戦力の発掘や確保に全力を尽くさなくてはならない。

(Reported by 事務局 滝田)

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